2018.1.21 |
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「疲れる、面倒くさい」という言葉 |
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医師、矢作直樹氏の心に響く言葉より…
たとえは悪いのですが、からだの維持は「蟻地獄(ありじごく)」に似ています。
しっかりと前に進まないと、ずるずる後ろ(下)へと落ちます。
前に進む、つまり常にからだを動かす、鍛えていなければ、ずるずると衰え、さまざまな病気になりやすくなるのです。
皆さんの多くが望んでいる死に方は「ピンピンころり」でしょう。
長いこと寝たきりになる状態を望む人などいません。
でも、と考えます。
ピンピンころりと旅立つためには、まずピンピンしていないといけません。
普段から元気でないといけません。
そのためには、もっとからだを動かすこと。
「疲れる、面倒くさい」
そう考え、楽なほうへと流されないでください。
また、からだは「借り物」という事実をお忘れなく。
私たちのからだは、なるたけ傷をつけずに、他界するその日に天へとお返ししなければなりません。
その意識がなければ、からだへの感謝の念も生まれません。
すこやかに生きる。
身軽に、無理なく生きる。
私たちは皆、地球に住まわせていただいています。
「お天道さまに、生かされている」
この事実を、いつも忘れたくないものです。
『身軽に生きる』海竜社
「疲れる、面倒くさい。こういう気持ちが強いとからだが衰える、つまり老化も早いのです」
と矢作氏は言う。
好きなことや、習慣になっていることを面倒くさい、と思う人はいない。
逆に、苦手なことや、嫌いなこと、必要ないと思っていること、時間がかかりそうなことなどは、面倒だと思ってしまう。
その中の一つが、歩くことや体を動かすこと。
現代は、車社会だ。
特に、公共交通機関の発達していない地方では、ほんのちょっとした距離でも、車で動いてしまう。
都会に住んでいる人より、田舎暮らしの人の方が運動不足、という変な現象にもなっている。
「疲れる、面倒くさい」という言葉を使わず…
体を動かす習慣を身につけたい。 |
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