2018.1.16 |
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よく仕事をして、よく遊ぶ |
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本田宗一郎氏の心に響く言葉より…
私も、酒はふんいきで飲むほうだ。
うれしいときや、憂いを払いたくなるとき、と条件はいろいろだが、好きじゃないけど飲みたくなるのである。
酒に飲まれちゃうようなお酒飲みは嫌いだし、軽べつする。
芸者を呼んで、彼女らが踊りや歌で座敷をつとめているのに、ほどよく注目してやれない人も私の友人ではない。
遊びにいくのはモテにいくことだと私は信じている。
縄のれんや、煮干しをかじって立ち飲みする酒屋の店さきにいくのだって、どこかしらモテるためにいくのである。
「ああ、よくモテたな。今夜も楽しかった」という満足があれば、仕事にもまた精が出るというものである。
私の人生は仕事で明け暮れはしたが、遊ぶのもまことによく遊んでいる。
芸者の踊りや歌などに対して、私はなるべくきちんとした態度で注目する。
彼女たちはそれを心から喜ぶのである。
これは、私のささやかな人生哲学たる、相手の身になることの初歩なのだ。
金を出すのはオレだというので相手を無視したところで、そこに何の楽しさがあるだろうか。
遊びというのは、大切なものである。
遊びのへたな人間は好かれないし、商売もできない。
またとない時間を、その場にいる人たちとみんなで、より楽しく、よりほがらかに、共感の笑いとともに過ごさずして、何の遊びだろう。
私はずっとそう思って遊びをしてきた。
『やりたいことをやれ』PHP
遊びの上手な人はカッコいい。
遊びの下手な人、遊びの汚い人はカッコ悪いし、好かれない。
遊びの上手な人は、相手を楽しませるのも上手。
しかし、遊びの下手な人は、自分だけが楽しんでしまう。
お金を出しているのだから、何をしてもいいのだろうと思う人は最悪。
これは、お酒を飲む場面だけではなく、コンビニや飲食店などのお店でもまったく同じ。
気をつかえない人は、人を楽しませたり、喜ばせたりすることはできない。
モテるというのは、何も男女の関係だけではない。
「お店の人に」「同性に」「上司に」「部下に」「年上の人に」…。
性別、年齢関係なくモテる人は魅力的だ。
そして、モテる人は、仕事もできる。
遊びの上手な人でありたい。 |
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