2017.12.8 |
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「いいね」と「すごい」はパワーワード |
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小宮一慶氏の心に響く言葉より…
《上がりっ放しもなければ、下がり放しもない。上がり下がりのくりかえしのうちに、人は洗われみがかれてゆくのである》(松下幸之助)
人生は、上がったり下がったりするものです。
同じ状態で、ずっと平穏なまま、ということはありえません。
いいときも悪いときもあるのが、普通です。
しかし、考え方を正しくしていると、思ったより長いこと、上がっている状態をキープできるということは、あります。
前向きに生きて、あらゆることを受け入れ、喜びと感謝の気持ちを持つ。
そうして生きていると、成功体質へと変わっていきます。
ここで「前向き」を実践するコツを一つご紹介しましょう。
私は長年、経営コンサルタントの仕事をしている中で、成功する人の口癖を発見しました。
それは「いいね」と「すごい」です。
成功者は、人のいいところを見る才能があります。
そして自分より優れている点を、素直に讃え、それをうまく使うのです。
成功している人ほど、「いいね」と「すごい」を周囲に連発しています。
「いいね」と「すごい」を口癖にしていると、周りの環境がそういうふうに見えてくるということもあります。
肯定することによって、言われた人のモチベーションが上がるのはもちろん、口にした人自身も前向きになれます。
半信半疑の人もいると思いますが、そういう人にこそ、何も考えずにまずは実践してほしいのです。
何事も否定から入る人と肯定から入る人とでは、まったく生き方が違ってきますよね。
同じものを見ても「よくない」「すごくない」と否定していると、そのように見えてしまう上に、周りからも好かれるはずがありません。
どんなことにも感動して、褒めることのできる人が、成功を引き寄せるのです。
「いいね」と「すごい」を、積極的に口癖にしていくと、きっといいことがありますよ。
『松下幸之助 パワーワード ― 強いリーダーをつくる114の金言』主婦の友社
《楽観よし悲観よし。悲観の中にも道があり、楽観の中にも道がある》
松下幸之助氏の言葉だ。
「いいね」と「すごい」を連発できる人は、楽観の中にも「いいね」と「すごい」を見つけ、悲観の中にも「いいね」と「すごい」を見つけることができる。
つまり、楽観はもちろんだが、悲観という、うまく行っていないときでも、その中に生き筋や光明を見つけることができる。
他人を心から応援できる人は、「すごいなぁ」と感動して言うことができる。
反対に他人を応援しない人は、「ダメだなぁ」「ひどいなぁ」と他人を否定し、けなす。
感動や共感は肯定だが、非難や文句は否定。
「いいね」と「すごい」を口癖にしたい。 |
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