2017.11.1 |
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品がいい人ってかっこいい |
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斎藤一人さんの心に響く言葉より…
品がいい人ってかっこいいよね。
それで、「かっこよく生きる」って、すごく大切なことなんです。
“イヤな金持ち”ばかり見ていると、「金持ちってイヤだなぁ」って思います。
でも、金持ちでもいい人で、かっこよかったりすると、その人のことをマネする人が出てくるんです。
だから、かっこよく生きるって、人のためにもなるんだよ。
人は、「憧れた人」には近づこうとします。
ヤクザに憧れる人もいるんです。
でも、それよりもかっこいい人がいたら、必ずその人に憧れるんだよ。
だから、かっこよく生きるってすごく大切なことなの。
「自分がどれだけ徳を積んでいるか」とか、そういうことを言うのではなく、相手の立場で話ができるってかっこいいよね。
親鸞上人(しんらんしょうにん)でも、ある人に「あなたのお弟子さんたちはすごいですね」って言われたときに「私には弟子はいません。あの人たちは私の師匠です」って言ったんだよね。
言うことがかっこいいと、人はそこに“美”を感じます。
スピリチュアルっていうのは「内面のかっこよさ」なんだよね。
芸能界は主に「外面のかっこよさ」を競うけど、これからの時代、それに負けないくらいスピリチュアルもかっこよくないとダメなの。
なぜかっていうと、かっこいいから人はついてくるんだよ。
言ってることが正しいからじゃないの。
理屈をいくら話したって、理屈じゃ人はついてこない。
「その人に惚(ほ)れる」っていうことが大切なんです。
影響力を使って人を動かそうとするけど、その人がかっこよかったら、言うことを聞くんだよね。
それで、人を影響力で動かそうとする人って、人を変えようとするんです。
でも、変えようとすると人は逃げていくんだよ。
いつも説教しようとする人からは離れていきます。
それよりも、相手が惚れちゃうような生き方をすればいいの。
そうすれば、人は自然とついてくるんだよ。
今、みんなスマートフォンとか持ってるよね。
それで、これさえあればなんでも調べられるの。
東大の試験に出るような問題だって知ることができます。
そうなったとき、これからの時代に人が何を求めるかというと、学歴よりも“人格”であり、“魅力”なんです。
もちろん、これからも学歴は必要だけど、それ以上に人から好かれることが大切だよね。
これからの時代、社長でも先生でも、人に対して影響力を与えたいなら好かれないとダメなんです。
お釈迦様もキリスト様もきっと、多くの人から好かれてたんだよ。
難しい顔とかしたりせず、いつも優しい顔をしてたんだと思うよ。
きっと、自然と「この人についていきたい」と思わせる顔をしていたんだよ。
愛が顔に出てたんだよね。
『斎藤一人 品をあげる人がやっていること』サンマーク出版
「別れたあとに、また会いたいと思うような余韻や余情を残す人は魅力的な人間である」(行徳哲男)
余韻とは、鐘の音などが消えたあとも、なお耳に残る響きのことだ。
「春風駘蕩(しゅんぷうたいとう)という言葉がある。
春風がのどかに気持ちよく吹くさまをいうが、「温和でゆったりとしている」、「物事に動じないで余裕がある」ような人柄をいう。
まさに、余韻のあるかっこいい人だ。
かっこいい人は、かっこいいことを言い、かっこいい行動をとる。
だから、会ったあとに余韻が残る。
品がよくてかっこいい人をめざしたい。 |
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