2017.10.21 |
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行いは言葉よりも雄弁 |
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田中真澄氏の心に響く言葉より…
人を評価する場合、まずその人の日常の習慣を見て判断する人が本物の人物です。
本物の人物ほど単なる口先だけの人を信用しないのです。
「行いは言葉よりも雄弁」ということわざがありますが、それは行動が本当の人柄を示すことを示唆しています。
上位20%の人は、そのことわざの真意を理解している人たちです。
残念ながら、残り80%の人は、良き行動を続けている人を積極的に支援しようとはしません。
傍観者で終わる人たちです。
ですから私たちは、新たな行動を起こすときは、上位20%の人たちを味方にできるように、普段からその人たちとの交流を深めておく必要があります。
では具体的にはどうすればいいのでしょうか。
決め手はクイックレスポンスです。
年中無休・24時間対応の行動をとることです。
何か頼まれたら迅速に対応する、問い合わせにはすぐ答えるといった習慣を身につけて、上位20%の人たちとの交流を深めておく必要があります。
これまで私は、3マメの実践を推奨してきました。
口マメ・手マメ・足マメのことです。
口マメとは電話を掛けることです。
これは今の日本人は携帯電話のおかげで得意になりました。
手マメとは筆まめのことで、まめに礼状・祝い状・慰労状などのお便りを出すことです。
これは今の人の多くが苦手ににしています。
だからこそ、筆まめに徹した人は物事を有利に展開していけます。
足マメは訪問のことです。
何かあれば飛んでいく習慣のことで、これまた有力な対人関係の武器になります。
とにかくマメに動くことが大切です。
『小に徹して勝つ―凡人の成功哲学』ぱるす出版
脳力開発の創始者、城野宏氏は、「行動」についてこう語る。
「『行動のつながりで、具体的に考える習慣をつくろう』
手と口と足をフルに使った、行動のつながりで考える習慣を つくろう。
概念のつながりだけで抽象的に考える習慣をやめよう。
概念は重要ではあるがただの名札であり、具体的行動を主軸にして考えないと成果はでない。
抽象理論だけで”わかったつもり”にならないようにしよう」
人物を評価する時、上っ面だけを見ているとすぐにだまされてしまう。
それは、地位や肩書、あるいは心地よい言葉などなど。
しかし、本当に見なければならないのはその人の実際行動。
行動と行動のつながりを見ていれば、その人の本質が見えてくる。
行動とは、手と口と足を使うこと。
そして、大事なのは、その行動を長く続けているかどうか。
口先だけではなく、具体的に動く人でありたい。 |
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