2017.9.28 |
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毎日が命がけ |
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斎藤一人さんの心に響く言葉より…
人は何度でも生まれ変われる…。
私はそう、思っています。
だから、今世でできないことがあったら、来世でやればいいんです。
でもやっぱり、今世は一度限りです。
そんな一度限りの人生を生きる思いを表したのがこの詩です。
『絶対なる肯定
絶対なる積極
いつでもどこでも命がけ』
人間は生まれたら必ず死にます。
ということは、生まれた瞬間から人は死というものにどんどん進んでいくんです。
だから、この原稿を書いている今も、私は命がけで書いているんです。
つまり、命がかかっているんです。
温泉に入っているときは、命がけで温泉に入っています。
勉強しているときでも、命をかけています。
命というのは時間なんです。
だから「いつでもどこでも命がけ」というのは、その時間をかけているという意味なんだよね。
それで「絶対なる肯定、絶対なる積極」ってどういう意味ですかっていうと、私たちの命はつねに前へ前へと進んでいます。
必ず一秒一秒前進しているんです。
だから、ものごとを否定的に捉えようが、捉えまいが、時間は前にしか進みません。
「肯定的に捉えたら時間が逆戻りしました」っていうのはないからね。
私たちはつねに前に向かって進むしかありません。
死に向かって前進しているんです。
人は横を向きながらでも前進するし。後ろを向きながらでも前進しているわけだよ。
私たちは、前へ前へと絶対的に進む生きものなんです。
それが後ろ向いたり、横向いたり、あっち向いたり、下向いたりしている人がいるけど、みんなどこを向こうが、前にしか進めません。
だから、どうせ進むなら肯定的に前を向いたほうが安全なんだと、私は思っているんです。
そして、どんなときでも命がかかっているんだから、目の前の人にやさしくして、自分も楽しく生きる。
それが私の思いであり、覚悟なんです。
『(文庫)地球は「行動の星」だから、動かないと何も始まらないんだよ。 (サンマーク文庫)』サンマーク出版
仏教では、免れない4つの苦があるという。
それが、「生・老・病・死」。
人は、この世に生まれた刹那(せつな)から、老と死へ向かう旅を始める。
いわば片道切符の列車に乗るようなものだ。
行く先は、老と死。
だから、この瞬間も、死へと向かっている。
つまり、命をかけて毎日を過ごしている。
不平不満、グチ、泣き言、文句を言っている間も、命がかかっている。
仕事をしているときも、食事をしているときも、一杯飲んでいるときも、テレビをみているときも、だらだらしているときも、すべて命がかかっている。
つまり、毎日が「命がけ」。
しかしながら、ほとんどの人は、いつかこの命がなくなるということを忘れている。
余命を宣告されないと気がつかない。
「どんなときでも命がかかっているんだから、目の前の人にやさしくして、自分も楽しく生きる」
毎日が命がけ、という気持ちをいつも忘れない人でありたい。 |
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