2017.9.15 |
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自分の魂を成長させる方法 |
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斎藤一人さんの心に響く言葉より…
生きていると、いろいろな問題が出てきます。
そして、問題が出てくると、たいてい、人は悩んだり、苦しんだりします。
でも、問題というものは、自分の魂を成長させるためのものなんです。
人間は、自分に起きた問題を利用して魂のステージ、いわゆる「霊格」をあげていきます。
ただ、ほとんどの人は、自分の魂をどうやって成長させるかを知らない。
それどころか、目の前に起きた問題が自分の魂を一つ上にあげる階段だということも知らない人も多いんです。
だから、苦労したり、悩んだりするのです。
でも、私はなぜか、昔から知っていました。
問題が起きたとき“魂を成長させる方法”というのがあることを。
魂を成長させると同時に、その問題を解決してしまう方法があるということを。
その方法はたった一つです。
たった一つの方法で、全部の問題が解決できます。
それは、感謝です。
なにか一つ問題が起きたとき、多くの人は「なぜ、こんな問題が起きたんだろう」と考えます。
理詰めで考えると、いろいろな原因が思い当たるでしょう。
でも、魂的な視野からいうと、自分に起きる問題は「自分の感謝のなさ」を教えてくれるものとして出てきています。
だから、上司が自分にいやがらせをするのだとしたら、いやがらせをしない同僚やなんかに感謝が足りなかったのです。
感謝の反対は「当たり前」。
同僚たちがいやがらせをしないのは当たり前だと思っていた。
ということは、感謝を知らないのです。
だから、病気になったのだとしたら、からだに感謝することを知らなかったんです。
それの「気づき」のために、どこかからだの具合が悪くなる。
それに気づき、他の具合が悪くないところ一つひとつに感謝すればいいのです。
必要な治療を受けながら、感謝すればいい。
そうやって、問題のないところに感謝して、感謝して、最後に問題そのものにまで感謝できたとき、その問題は消滅するようになっています。
これはお約束ごとです。
この世は、そういう仕組みになっています。
ということは、問題が起きたとき、
「これは自分が感謝を知らなくて起きたんだ」
と思い、最初から問題そのものに感謝するのが、一番いいんですよね。
でも、最初から問題そのものに感謝するという流れには行かないものなのです。
だから、最初は問題を起こしていない周りに感謝から始めるのです。
周りへの感謝から始めると、やがて、その問題にも感謝できるようになります。
そして、魂が上にあがります。
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感謝の言葉「ありがとう」は、「有り難う」と書く。
「ありがとう」とは、有(あ)る事が難(むずか)しいくらい稀(まれ)なこと、奇跡のようなこと、という意味。
だから、感謝の反対は「当たり前」。
「夜寝て、翌朝起きる」、という「当たり前」のことが本当は奇跡のようなこと。
なぜなら、我々が寝ている間も、心臓が、一瞬も休むことなく仕事をし、血液を送ってくれるからこそ、次の日起きることができる。
心臓も一緒に休んだら、永遠に起きることはできない。
毎日、心臓も、内臓も、目も、口も、耳も、鼻も、あるいは手や足など、すべての臓器や器官が動いてくれているからこそ、我々は生きていける。
この当たり前だと思っていることが、いかに素晴らしいことか、奇跡のような「ありがたいこと」かを普段忘れている。
そして、病気になったとき初めて、この「ありがたさ」に気づく。
「問題が起きたときは、感謝を忘れていたとき」
感謝で、自分の魂を成長させたい。 |
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