2017.8.15 |
|
威張っちゃイケない、ナメられちゃイケない |
|
|
斎藤一人さんの心に響く言葉より…
徳川家康ってね、すっごい慎重だったの。
一回ね、崖みたいなところを通ったことがあって。
で、家康って「馬の名人だ」って言われてたの。
だから、家康はどうやってあそこを渡るんだろう、って、みんな見てたの。
そしたら、馬から降りて、馬の後ろから歩いてきたのね。
ハハハ、それぐらい、あの人は用心深い。
ところが、その用心深い家康が、武田信玄が攻めてきたときにね、天下の武田の騎馬隊に猛然とね、突撃かけたんだよね。
それで、一騎打ちしたの。
一生のうち1回ね、アレをやっておいたからナメられなかった。
だけど、ナメられたら終わりなんだよ。
人間、いつもおとなしいだけじゃダメなんだよ。
「丸くとも、ひと角あれや、人心」、と言ってね。
人間、まんマルじゃダメなんだよ。
ここいちばんのとき、「これ、おかしいですよ」って言えないと。
一見すると感謝できないことにも「感謝してます」と言うと、世間が変わり、あなたの人生も変わるよ…ということを、今までわたしは言ってきたんです。
前は「感謝してます」と言うと、因果が消えて、より一層しあわせになる、成功しちゃう人たちが、ホントにたくさんいたんだよね。
ところが最近、世間をぐるっと見渡したとき、波動が変わってきちゃってて。
魂的な修業が、「感謝します」から、
「威張(エバ)っちゃイケない、ナメられちゃイケない」
に変わってきた。
今、起きている問題は、「感謝してます」では埒(らち)があかないケースがほとんど。
「威張っちゃイケない、ナメられちゃイケない」を念頭に置いて、答えを出すと、しあわせで、成功するんです。
ナメられちゃイケないと思っていると、やがて自然と、ナメられないで対処できるようになるしね。
威張っちゃイケないと思っていれば、人に威張らない。
この2つができるようになったとき、あなたは本当の実力がついて、世間から絶大なる信頼を勝ちとることができる。
難しい反面、非常にやりがいのある修業だし、ホントに魂が喜ぶような挑戦です。
楽しくワクワクしながら、1日100回「威張っちゃイケない、ナメられちゃイケない」を唱えてみるといいですよ。
『人生に成功したい人が読む本 (PHP文庫)』
いつも、おとなしかったり、いい人でいようとすると、ナメられるケースがある。
ナメられる人は、「自信がない」「オドオドしている」「風格がない」「小さな声でまともにしゃべれない」「言い返せない」等々の特徴がある。
つまり、堂々としていないし、毅然としていない。
一度ナメられてしまうと、その後ずっと頭があがらない。
子分のように扱われたり、イジられたり、バカにされたり、軽んじられたり、みくびられたりする。
ナメられないためには、ときに「非情さ」を見せつけることも必要だ。
たとえば、それは中国の孫武(孫子の兵法を書いた)の宮廷の女官を指揮したときのエピソードが有名だ。
もちろん、感謝の念が根底にあることが大事なのはいうまでもない。
しかし、いつもおとなしいだけではダメなのだ。
「威張っちゃイケない、ナメられちゃイケない」
威張っちゃイケないが、ナメられない人生を送りたい。 |
|