2017.6.19 |
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そこに喜びを見いだす |
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斎藤一人さんの心に響く言葉より…
「斎藤さんのところの仕事して、辞める人とかいないんですか」って聞く人がいます。
勤め人でも、どっかに勤めたら一生クビにならない会社ってありますかねって言ったって、そんなものはあるわけないの。
それは、うちの仕事をやりに来たって、向かない人もいるんだよ。
向うから辞めていくのもいれば、「あんた向かないから辞めな」って、こっちから言うのもいるんだよ。
それは、サラリーマンの社会でもなんでも同じなの。
「プロとして一生懸命やらなくていい仕事、ありますかね」って聞いたって、そういうのは世界は広いんだから、「海の水もどこかで甘いところもあるでしょう?」って言ったって、ないよ。
海の水は、どこでもしょっぱいんだよ。
それは決まってるの、しょっぱいに。
だけど、「海の水でもね、天然の塩には甘味がありますね」ぐらいの凝(こ)ったことを言ってほしいんだよ、俺としては。
それが、「仕事も打ち込めば、おもしろさが出ますね」ぐらいのと同じなんだよ。
仕事が辛くってって言うけれど、幸いに決まってるんだよ。
辛くてやりたくねえから、こっちも金払っているんだよ。
楽しくてしょうがないんだったら、金もらいたいよ。
金もらうっていうのは、辛くて大変に決まってるの。
そんなのは当たり前なの。
そこに喜びを見出すの。
「仕事楽しいよ」って俺が言うと、本当に遊んでいて楽しいんだと思っているんだよ。
バカなこと言ってんじゃないよ。
金もらうっていうのは、大変なんだよ。
『斎藤一人 人生が全部うまくいく話 (知的生きかた文庫)』
よく、「毎日、面白くて楽しい」とか言うと、「お気楽でいいね」とか「ノーテンキな人はいいね」などと言われることがある。
しかし、ちょっと考えればわかるが、面白くて楽しいことばかりが、連続して毎日起きる人などこの世にいない。
一日の中にだって、嫌なことや、悲しいこと、つらいこともあるに決まっている。
しかし、どんな状況になっても、「そこに喜びを見いだす」ことが大事なのだ。
人生は、面白いこと、楽しいことを見つけるゲーム。
そして、面白がって楽しく生きる人が勝つことになっているゲーム。
「そこに喜びを見いだす」
毎日を、面白おかしく生きてみたい。 |
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