2017.6.3 |
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タテヨコ不変の法則 |
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小林正観さんの心に響く言葉より…
《「10年たっても20年たってもどんなときでも(タテ)、年上に対しても年下に対しても誰に対しても(ヨコ)、同じ笑顔、同じ丁寧さを保ち続けること」。それが「タテヨコ不変」の意味。》
「タテヨコ不変」とは人格向上のための第一歩です。
「タテの不変」とは、10年ぶり、20年ぶりに会っても同じ笑顔、同じ親しさを保ち続けられるということです。
年がたてば、人はそれなりの“社会的立場”を背負うようになりますが、「偉そう」になったり、威張ったり、横柄になったりしないことがとても大事なことに思えます。
「ヨコの不変」とは、いまの自分を取り巻いている人に対して同じ態度や同じ笑顔を示し、それを保つということです。
目上の人や同僚だけでなく、目下の人や、出入りの業者さんにも丁寧に接するということです。
「ヨコの不変」を持っているかどうかは、次の3つの場合で見分けられます。
1.車を運転するとき
2.酒を飲んだとき
3.財力や権力を手に入れたとき
自分が有利な立場や優位に立ったときに急に態度が変わるのは「業(ごう)が深い」のだそうです。
そういう人は「業の修正」をしながら「喜ばれる存在」を目指していくことになるのでしょう。
『心を軽くする言葉-宇宙を味方の「か・が・み」の法則』イースト・プレス
その人の本性(ほんしょう)があらわれやすいのは、「車を運転したとき」や「酒を飲んだとき」だといわれる。
理性や自制心がはずれやすいからだ。
車に乗ると人が変わったようになる人は、お金や権力を手に入れたときにも同じようになる。
普段押さえていた理性や自制心が、車という力を得たときにはずれてしまうからだ。
これは、飲食店やお店など、弱い立場の人がいるところで、大声で怒鳴ったり怒ったりする人も同じだ。
お客という立場(力)を得たときに、理性のコントロールができなくなってしまう。
『「偉そう」になったり、威張ったり、横柄になったりしないことがとても大事』
どんなときも、同じ笑顔で、同じ丁寧さを保ち続けること…
「タテヨコ不変の法則」を肝に銘じたい。 |
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