2017.3.26 |
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本当に強い人は、打たれ強い人 |
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小林正観さんの心に響く言葉より…
自分の思い通りの人生を歩いている人は、ほとんどいないと思います。
受験や就職試験に落ちることもあります。
会社に入り、上司から怒られたり怒鳴られたりすることもあるでしょう。
仕事をクビになることもあります。
そのときに、ニコニコと淡々と生きていくことが、「本当に強い」ということです。
「こんなにがんばっているのに…」
「あなたが〇〇だから…」
と言う人は、認めたくない、受け入れたくないという気持ちがあります。
このように、がんばって全部自分の思い通りにするぞと思っている人は、むしろ弱いのかもしれません。
本当に強い人は、打たれ強い人です。
自分の思い通りにならないものを、何十、何百と味わったとしても、すべて受け入れて「そういうこともあるよね」と笑っている人でしょう。
夫や上司から「バカだよね」と言われたら、「そうなんです。私、実はバカだったんです」と認められること。
認めてしまえる人のほうが、はるかに強いのです。
『日々の暮らしを楽にする』Gakken
日々生活していると、いいことばかりではなく、嫌な事や気持ちが落ちこむような事も多くある。
嫌な事があったとき、片っ端から相手と論争して決着をつける、という方法もある。
しかし、たいていそれはうまくいかない。
なぜなら、相手を変えることはできないからだ。
相手は相手で自分のことは正しいと思っている。
また、怒鳴ったり怒ったり、脅したりする人もいる。
そういう人たちには、すべて「幼児性」がある。
人前で強がりたいとか、威張りたいという気持ちだ。
それに対するには自分が大人になること。
同じように感情的になって怒ってしまったら、子ども同士のケンカになってしまう。
嫌なことに出合ったら、それらをいちいち「気にしない」訓練をすること。
「気にしない」をずっと続ければ、「気にならない」になる。
「打たれ強い人」は、嫌なことがあっても「気にならない」人。
打たれ強い人になりたい。 |
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