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2017.3.1

人が最後に「幸せだ」と言える生き方とは


ホスピス医、小澤竹俊氏の心に響く言葉より…

たとえ、それまで後悔の多い日々を過ごしてきたとしても、最後に「自分の人生は幸せだった」と思うことができれば、人は穏やかな気持ちでこの世を去ることができます。

では、人が最後に「幸せだ」と言える生き方とは、どのようなものでしょうか。

私が今まで、看取(みと)りを通して学んだのは、「たとえ最後のときが近づいていても、自分自身の支えに気づけば、人は自分の人生を肯定し、穏やかになれる」ということでした。

なお、「何が支えになるか」は、人それぞれ異なります。

「そばに家族がいるだけで幸せ」と思う人もいれば、「家族がいなくても、生活を支えてくれる介護のみなさんがいるから安心できる」という人もいます。

「すべてを許してくださる神の存在が救いです」という人もいました。

また、「どうして私だけがこんなに苦しまなきゃいけないの?」と言っていた人が、自分自身が果たしてきた役割や、「自分が大切にしてきたことが、世代を超えて伝わっていくこと」に気付いたとき、穏やかさを取り戻すこともあります。

患者さんの中には、「私は、子どもを育ててきただけです。ほとんどの時間を家庭の中だけで過ごしてきましたが、自分の人生に満足しています」と言って、誇らしげに笑った方もいましたし、「誰にも見向きもされない水道管の工事をずっとしてきたけれど、この国の水は自分が守ってきた。これからも、自分の代わりにこの国の人に清潔な水を届けてほしい」と、後世に願いを託した人もいました。

誰かの幸せを願って亡くなった数多くの方々の人生があって初めて、現在の私たちの生活が成り立っています。

そして、この社会で人と関わり合って生きている以上、私たちの日々の生活の積み重ねも、必ず誰かの人生に何らかの影響を及ぼします。

人生を振り返り、自分が果たした役割がわかったとき、人は自分自身や自分の生き方を肯定し、後世に生きる人々の礎(いしずえ)となることを喜ぶことができます。

自分を支えてくれた存在に感謝している。

自分が大切に思ってきたことを人に伝えられる。

自分が果たしてきた役割は、後世に引き継がれていく。

人生の最後にそう思うことができれば、その人は幸せなのではないでしょうか。

『今日が人生最後の日だと思って生きなさい』アスコム


人が亡くなりあの世に行くとき、持っていけるものは何一つない。

自分の身体も財産も、大切にしてきた人もモノも。

だが、この世に残していけるものがある。

それが、人に与えた喜びや悲しみ。

人に与えた悲しみが多ければ、臨終のときに後悔することになる。

自分の人生はいったいなんだったのかと。

逆に、人に与えた喜びが多ければ、「人のお役に立っている」「人から喜ばれてる」と、自分の人生を肯定でき、自分の人生で果たすべき役割にも気づくことができる。

『人が最後に「幸せだ」と言える生き方とは』

人に喜んでもらえるような生き方をめざしたい。


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