2017.1.23 |
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楽しい人生を生きる宇宙法則 |
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小林正観さんの心に響く言葉より…
いろんな問題をかかえていて、こんな職場の人に囲まれていて、上司が厳しい人で怒って怒鳴って…どうしたらいいんでしょうっていう質問をよくされるのですが、私の答えは「だから何?」。
「辞めたいんですか?」と聞くと、
「いいえ辞めたいわけじゃないんです」
「辞めたくないっていうことは勤めていたいんですね」
「勤めていたいんですけど上司がこんな人で…」
「じゃ辞めたいんですね?」
「いや、辞めたくはないんですけどひどい人ばかりで…」
「だから何?」
結局、辞めたくないんだったら文句を言わないでやればいい。
辞めるんだったら文句を言わないで辞めればいい。
どちらかです。
どちらにしても、文句を言っていること自体がいちばん問題なのです。
愚痴を言って泣き言を言って宇宙に不平不満を投げかけていることが、結局は自分にとってものすごく損。
投げかけたものは返ってくるので、辞める辞めないよりもそっちのほうが重要な意味を持ちます。
好ましいものに囲まれていない、という人は、自分が投げかけたものが好ましいものじゃなかったということです。
いい思いをしたい、お金を儲けたい、ということばかり考えている人は、何も投げかけていません。
むしろエゴという名のエネルギーを投げかけている。
だからエゴのかたまりに囲まれることになるのです。
喜ばれるように生きていくと、喜びに囲まれることになる。
かんたんな構造です。
自分の人生が楽しいほうへ展開していかない、という人は、楽しいものを投げかけていないからかもしれません。
だからイヤイヤやっている仕事はダメ。
イヤイヤしか返ってきません。
楽しくてやっている仕事は、はじめは収入が少なくても、そのうち必ず楽しくてしょうがないような状況に囲まれるようになります。
好きでやっているのだったら、寝食を忘れてやっていられるのだから、膨大に投げかけることができる。
そして将来、膨大に返ってきます。
同様に、夫が気に入らない、と夫の悪口を言っていることのほうが問題。
夫の悪口を言っているヒマがあったら、どっちかに決めた方がいい。
別れたいなら別れる、別れないなら別れない、まず愚痴や泣き言、悪口をやめること。
迷っていることがあって相談に来ているのか、愚痴、泣き言、悪口を言いに来ているのか、をちゃんと分けたほうがいいのです。
で、不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句・恨(うら)み言葉・呪(のろ)い言葉を言いたいのだったらそういう仲間を見つけて言い合えば良い。
しかし、言えば言うだけまたその言葉を言いたくなるような現象が降って来ます。
『楽しい人生を生きる宇宙法則』講談社
愚痴や不平不満を、楽しんで言っているとしか思えないような人がいる。
真に自律した人、行動の人は、何か問題があってもそれに対して、嫌なら辞(止)めるし、辞めたくなかったらその解決方法を探しそれを試す。
一つやってダメなら、また別の方法を試せばいい。
だから、文句を言っているヒマなどないのだ。
結局、ヒマで行動しない人だけが、文句や不平不満を言う。
文句を言うということは、自分は動かずに相手に変わって欲しいと願う行為。
自律した人は行動で示す。
宇宙に投げかけたものが自分に返ってくるという。
今が、楽しくて仕方ない人は、過去に、楽しいという言葉をたくさん言ってきた人。
今が、感謝に囲まれている人は、過去に、たくさん感謝の言葉を言ってきた人。
今が、愚痴や不平不満ばかり言っている人は、過去に、たくさん愚痴や不平不満を言ってきた人。
「楽しい人生を生きる宇宙法則」を身につけたい。 |
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