2016.12.29 |
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人間関係を征するものが、すべてを征する |
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斎藤一人さんの心に響く言葉より…
一人さんは常々、こう思ってきました。
「人間関係を征するものが、すべてを征する」と…。
例えば、実力や経験があって、優秀だけど、 人に傷つくことを言ったり、いばったりする「イヤな人」 がいるとします。
その一方で、実力や経験はあんまりないけれど、誰にでも親切で、 明るくユーモアのある言葉をかける「いい人」がいた場合、 成功が持続するのは、どちらでしょうか?
まさかと思うでしょうが…、圧倒的に「いい人」の方です。
成功というのは、「当て続けた人」の勝ちです。
一時的に成功しても、それがすぐになくなってしまうのは、「 成功」とは呼びません。
「まぐれ当たり」というのです。
成功し続けるには、どうしても、その人の「人柄」が問われます。
「この人を応援したい!」「この人のためなら、 どんなことでもしてあげたい!」。
そう思われる人が、人に押し上げられ、 成功し続けることができるのです。
ですから「人間関係」を学ぶことはとっても大事です。
人に好かれることを学ぶことも大事ですが、「 人から嫌われないこと」「人から恨まれないこと」 を学ぶことも非常に大事です。
なぜなら、人は99%「いい人」であっても、1%だけ「毒」 があると、その「毒」が人生を100%ダメにする。
そういうものなのです。
「毒」というのは、どんなときに出るのでしょうか?
それは人に指摘したり、注意するときに、出やすいものです。
例えば、あなたが会社の上司であり、 部下の仕事のやり方について、注意しなければならないとします。
そのときに、みんながいる前で、ズバッと言うことも、「 ちょっと話があるんだよ…」と呼び出して言うこともできます。
人は、どんな人でも、怒られたくないものです。
ましてや、 怒られているところを多くの人の前で見せしめにされたり、 屈辱的な叱られ方をされたら、怒った人をうらみたくなります。
人に注意するときって、難しいものですよね。
多くの人の前で、ズケズケ言われてしまうと、傷ついて、 カラにこもってしまう人もいるでしょう。
素直になれなくて、「だって、〇〇だったんです」 と言い訳したくなる人もいるでしょう。
やはり人って、「プライド」というものがあります。
どんなに悪いと思っていることでも、多くの人の前で、 プライドを傷つけられるような言い方はされたくない。
それが人の「心理」というものなのです。
あなたが「注意の仕方」を工夫したとき、 あなたはますます多くの人から支持されるようになるのです。
『著者斎藤一人 カンタン成功法則』KKロングセラーズ
人間関係が苦手な人は…
人の話を聞くとき、無表情だったり、相づちを打たなかったり、 相手の目をみなかったり、つまらなそうに聞いている。
自分の興味や関心がない話題になると、よそ見をしたり、 つまらなそうな表情になったり、 まったく耳を傾けなかったりする。
すぐに、不機嫌な顔をしたり、嫌そうな顔をしたりする。
挨拶や返事ができない。
行動的でない。
いつも後ろ向きで暗い。
言葉に愛がなく、冷たい言葉で相手の気持ちを冷やしてしまう。
人間関係が上手な人は…
人の話を聞くとき、驚きの表情やうれしそうな笑顔が多く、 うなずいたり、相づちをうったり、 楽しそうに喜々として話を聞いている。
自分の興味や関心がない話題でも、相手が喜ぶような質問したり、 好奇心いっぱいに次から次へと色々な話題についていく。
どんなときも機嫌よく、ユーモアたっぷりで、笑顔と、 笑い声が多い。
挨拶や返事が気持ちよくできる。
腰が軽く、すぐに席を立って人のために動いたリ、 なんでもすぐにやってみるような行動的な人。
いつも前向きで明るい。
言葉に愛があり、 温かい積極的な言葉で相手の気持ちをほっこりさせる。
「人間関係を征するものが、すべてを征する」
人間関係能力を磨きたい。 |
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