2016.12.1 |
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信頼できる人とは |
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神岡真司氏の心に響く言葉より…
信頼できる人物か、そうでないかを見分けるポイントがあります。
次のような人は、信頼できる人です。
自分の信用を積み上げていこうという地道な努力の姿勢が習慣化している人だからです。
1.会話中に「メモをとらせてください」とことわりを入れ、メモを取る人。
2.こちらの名前を「〇〇さん」と呼びかけて話すことが多い人。
3.朝の挨拶を折り目正しく行う人。
4.上司に名前を呼ばれたとき、真っ先にまず「はい!」と答え、振り向く人。
5.愚痴、自慢話、噂話、下品な話、他人の悪口を言わない人。
6.仕事の依頼を受けるときに「期限」や「締め切り」の確認をきっちりする人。
7.鯨飲馬食(げいいんばしょく)に走らない人(セルフコントロール力がある)。
当たり前の事のようですが、これができている人は意外に少ないのです。
また、一見、あまり信頼できそうにもないタイプでも、次のような人は信頼しても大丈夫です。
自分の好きなことに興じても、自分の枠を守る人だからです。
1.パチンコや競馬などのギャンブルに興じても「少額」しか投資しない人。
2.前夜の飲み会でへべれけに酔っぱらっても、翌日朝の出社は一番早い人。
3.社外を飛び回っているものの、前週の清算伝票は翌週に必ず提出する人。
これらに対して、信頼できない人は、約束を破っても「まあ、何とかなる」などと考える“自分に甘い人”になります。
『こわいほど使える アブない心理学 (青春新書プレイブックス)』
信頼できる人は、セルフコントロール力のある人。
セルフコントロールとは、自分の意思で自分の感情や欲望を抑制できることであり、自制心のこと。
つまり、自律している人。
自律と自立とは違う。
自律とは、自分のきままな気持ちを律し、自分の立てた行動規範にしたがって、自ら動くことができること。
自立とは、他人の支配や援助なしに自分でやっていくことができること。ひとり立ちできること。
セルフコントロール力のない人は、自分本位で、自分に甘く、我慢ができない。
人との約束も、自分との約束も守れない。
つまり、何事も継続することができない。
礼儀正しさも、よい言葉遣いも、小さな約束を守ることも、誠実さも、すべて、長く継続できているかどうかで、本物かどうか決まる。
「信頼できる人」、と呼ばれたい。 |
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