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2016.11.28

さっさとスタート位置について走り出す

斎藤一人さんの心に響く言葉より…

長い人生の中には、無から始めたほうがいい場合が何度かあります。

たとえば、サラリーマンの人ならば、左遷されることもあるでしょう。

左遷されて喜ぶ人間はいません。

思い悩むのが普通です。

そんなときは、無から始めて、「今日、この会社に入ったんだ」と思えばいいのです。

でも、そう思っても、実際は知識もあるし、経験もある。

「今日、この会社に入ったんだ」という気持ちで、その知識と経験を活用すれば、その問題は何とか乗り越えていけるものです。

また、会社にいると、会社の方針が急に変わることもあります。

そんなとき、ほとんどの人は、

「この前言っていたことと違うじゃないか」

と思い悩むでしょう。

でも、そんなことに悩んだり、不満を言う時間はないのです。

自分は今日からこの会社に入ったんだと思って、さっさとスタート位置について走り出せば、何のことはありません。

昔のことを引きずって、アーダ、コーダと言っても、過ぎた時間は戻ってくることはありません。

思い切って、無から始めてごらんなさい。

『変な人が書いた成功法則 (講談社+α文庫)』


多くの人は、何か問題があったとき、それに悩み、苦しみ、考え込んでしまい、時間がどんどん過ぎ、次のスタートが遅れてしまう。

会社の赤字部門においても、あるところまでいって「もう、これまで」と思ったら、潔くその部門を切り、損を出し、新たなスタートをきる。

人生においてもそれは同じ。

「昔はこうだったのに」、「こんなはずじゃなかった」、「なぜ自分だけがこんな目にあわなければならないんだ」、「あいつの部下になるなんて」…

などと、文句を言っているひまはない。

困難なことも、失敗も、すべては神様からの試験。

どう動くが問われている。

次のスタートが早ければ早いほど、立ち直りも早くなる。

それとも、ウジウジと過去の不幸や不運を嘆き悲しんで、残りの人生を生きるのか。

「さっさとスタート位置について走り出す」

前を向いて、新たなスタートをきりたい。



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