2016.9.25 |
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たえずベストの状態に身を置く |
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船井幸雄氏の心に響く言葉より…
まだ幼かったとき、亡き父から、よく次のようにいわれたものである。
「たえず、次にしなければならないことを考えて、一番よい状態を準備してから、物事をやるクセをつけなさい。
たとえば、他家を訪問したとしよう。
靴を脱いだときには、すぐはけるようにまず出口の方を向け、靴すべりを靴の横に準備し、きちっとそろえてから上にあがるのですよ。
また、夜、寝るときには、翌日の着るもの、はくもの、持ってゆくものなどを、自分の翌朝身につける順序に、きちっとふとんの横にそろえておくものだよ」と。
おかげで、私は、たえずベストの状態に自分を置いておくことの、無意識的訓練を積み重ねたようである。
《勝者の条件》
『未来を変えるクセづけ―舩井幸雄の金言集』海竜社
「成功の秘訣は、何よりもまず、準備すること」(ヘンリー・フォード)
次に何が起こるかを予想し準備することは、失敗を少なくし、チャンスや運に出会える確率を高くする。
つまり、準備は運を引き寄せる最高の習慣。
何か事があったとき、何も考えていない人がいる。
おめでたい、無防備な人だ。
何も考えない無防備な人は、悪人にはコロッとダマされ、戦場では生きていけない。
たえずベストの状態に身を置くには、先、先、を読み、それに備え、準備しておくしかない。
常に、次に起こることを考え、準備をする習慣を身につけたい。 |
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