2016.9.2 |
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人は注目されると輝く |
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萩本欽一氏の心に響く言葉より…
《誰かが見てるから、人は頑張れる》
人間ってね、注目されると輝くんですよ。
たとえば、「どうして私って美人じゃないのかしら?」っていう人がいたら、強引に女優さんの事務所に入れてみるといいね。
それだけでキレイになっちゃうから。
見られると本当にキレイになるんですよ。
能力が埋もれている人っていうのは、みんなに見られてないということなんです。
みんなに見られたら、能力が自然に出てくる。
でも、そのまま埋もれちゃうっていう人もいるんですよ。
そういう人は見られてないんです。
見られるのがイヤだっていう人もいますね。
そういうのを得意だとか不得意というところに入れちゃうんだよね。
人前に出て挨拶するのが苦手だって思いこんで、自分でどんどん目立たないようにしちゃう。
でも、1回そういう人を注目されるようなところに置くと、とてつもない力を発揮したりするんです。
だから、上にいる人間は、そいう目立たないやつを目立つところに置いてあげないといけない。
そうしないと、本当にそいつはずっと目立たないままで終わっちゃう。
『人生にはチャンスが三度ある―成功する人の演出力』ビジネス社
甲子園の高校野球の試合で、もし球場に応援の人たちがいなかったとしたら、その高校は実力の半分も発揮できないかもしれない。
誰かに見られている、誰かに応援されていると思うと、人はとてつもない力を出すことができるからだ。
仕事などでも、昨今は「見える化」ということが盛んに言われる。
この「見える化」も、ある意味で言うと、誰かが頑張っている姿を見えるようにする、ということでもある。
また、プレゼンやスピーチも同じで、大勢の人の前で発表するために必死に勉強したり、練習したりすることで、埋もれた能力が発揮されることが多い。
人生は舞台だ、とはよく言われる言葉。
舞台では、誰かにスポットライトがあたり、満座の中でその一挙手一投足が見つめられる。
人は、たった一人でも「誰かが見ていてくれる」と思ったら頑張れる。
「人は注目されると輝く」
いつも輝いている人をめざしたい。 |
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