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2016.8.28

人には「お役目」がある


医師、矢作直樹氏の心に響く言葉より…

あの人はいいなあという憧れがいつか、「なぜあいつが」という負のエネルギーに変わることがあります。

これが嫉妬であり、嫉妬は相対感、つまり他者と比べることで生まれます。

お金、容姿、地位、立場、実績、家族、恋人、キャリア、人望など、嫉妬にはさまざまなものがあり、その強さも大きかったり小さかったりします。

いずれにせよ、劣等感を勝手に感じ、自分を信頼していない状態です。

そこで、自分が劣等感を抱く理由、嫉妬する理由を、少し考えてみましょう。

なぜ腹が立つのか?なぜ執拗(しつよう)に避けるのか?なぜ陰口を言いたくなるのか?

自分の中にある淀(よど)んだ感情に注目し、その感情の構成要素を分解してみるのです。

例えば成功者と言われ、メディアにもしばしば登場する起業家がいたとします。

実家は資産家で容姿も整い、有名大学を卒業し、大手企業を経て独立・起業、会社は上場を果たし、といった人物を目の当たりにして嫉妬する人は多いでしょう。

嫉妬の要素は家庭環境、容姿のコンプレックス、学歴コンプレックス、大手企業への就職・独立起業、上場という絵に描いたような成功者といったあたりでしょうが、人は人、自分は自分です。

私たちが、この世に生まれてきたのは「個として学ぶ」ためであり、これが人は人、自分は自分です。

成功者と呼ばれる人にも、それをテレビで見る人にも、違うお役目があります。

自分のお役目に気づき、お役目をまっとうすることが唯一の使命です。

誰かに対して劣等感を感じるのではなく、今の自分をよくチェックしてください。

仕事は楽しいのか、恋愛は楽しいのか、親や子や友人と一緒にいて楽しいのか。

もし楽しいと感じないなら、どうすれば楽しくなるかを想像してみてください。

今の自分が楽しければ、誰かに嫉妬することもなくなり、相対感は自然と消えるのではないでしょうか。

過去を後悔する時間があるなら、これからの生活をイメージしてください。

誰かにSNSで「いいね!」するのと同じように、もっと自分に「いいね!」できるはずです。

《人には「お役目」があると気づけば、嫉妬は遠のく》

『変わる―――心を整え、人生を楽にする73のコツ』ダイヤモンド社


自分と同年代の人や、年下の人が活躍している場面を見ると、嫉妬を感じる人は多い。

つい比較してしまうからだ。

しかし、人には生まれたときから定まった「お役目」がある。

お役目とは、天から与えられた使命のことであり、それを「天命」という。

お互いの天命やお役目を認めるということは、多様性を認めるということと同じ。

「人には「お役目」があると気づけば、嫉妬は遠のく」

天から自分に与えられた「お役目」に気づきたい。


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