2016.8.16 |
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日頃どういうものを発信しているのか |
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本田健氏の心に響く言葉より…
あなたは日常的に、どういうものを発信しているでしょうか。
発信とは、フェイスブックやブログなどのメディアに書き込むことから、ふだん日常的に友だちに話すことまでを含みます。
人生全体でどういうことを世界に表現しているのか、考えたことはありますか?
それは、「人生は素晴らしい!」ということでしょうか。
それとも、「人生は苦痛でいっぱいで、大変だ」ということでしょうか。
あなたは、友情を大切にする人だとまわりに知られているでしょうか。
それとも、あなたはいい加減な人だと思われているでしょうか。
あなたが発信するものが、将来あなたが受け取るものを決めます。
なぜなら、あなたが出しているものを受信した人が、引き寄せられるからです。
笑顔で挨拶をしたら、向こうも笑顔で返してくれるのは、誰でもイメージできるでしょう。
ここに、宿命と運命のラインをどう引くかがかかっています。
あなたが幸せや楽しさや友情、喜びを発信し続けていると、しばらくして時間差で同じようなものが返ってくるでしょう。
逆に、あなたがイライラや憎しみや怒りを表現していると、同じように世界は、それに呼応(こおう)して、憎しみや怒りを、あなたに返してきます。
ふだんの発信をより楽しいもの、ワクワクすることに変えてみましょう。
すると、それと同じぶんだけ、あなたが実現するものが少しずつ変わってきます。
これには、想像以上の時差があります。
途中、「あれ、全然変わらないや」と思ってあきらめずに、ぜひ続けてください。
あなたがどういうものを得たいのかを考えて、そういう世界を発信してみてください。
愛を得たければ、愛を。
そして、友情を得たければ、友情を発信していくのです。
『人生の目的~自分の探し方、見つけ方~』大和書房
産婦人科医の池川明氏は、胎内の記憶や、前世を記憶する子どもたちは多くいるという。
その子どもたちに、この世に生まれてきた目的を聞くと、「お母さんを助けるために、お母さんを選んで生まれてきた」、「人の役に立つために生まれてきた」と異口同音に言うそうだ。
我々は、身近な人を喜ばせるために生まれてきたし、人の役に立つことを望んで生まれてきたにも関わらず、年を重ねるとそのことをすっかり忘れている。
日頃、身近な人に、どんな言葉を発信しているか。
「ありがとう」や「感謝の言葉」、明るい言葉を発しているのか、反対に、グチや文句や悪口、人の非難や泣き言ばかり言っていないか。
身近な人だけでなく、会社や友人や会合で、どんな言葉を発しているのか。
あるいは、ブログやネットでどんなことを発信しているのか。
人を喜ばせているのか、がっかりさせているのか。
人に勇気をあげているのか、勇気を奪っているのか。
人の気分を良くしているのか、人の気分を悪くし、不機嫌をまき散らしているのか。
「我々は、まわりを喜ばせ、人の役に立つために生まれてきた」
日頃発する言葉が、自分の将来を決める。 |
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