2016.8.2 |
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毎日スタートラインに立つ |
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池田貴将氏の心に響く言葉より…
やったことは原因となり、やがて、未来に結果として現れます。
やらなかったことも同じく原因となり、やがて未来にその影響が出ます。
「行動を起こす」
そう考えると難しいかもしれません。
フランスに絵描きの修業に行ったことのある人は、
「フランスで学んだもっとも重要なことは、とにかく毎日キャンバスの前に座る、ということだ」
と言いました。
また、あるアメリカの作家は、
「プロの作家が知っていて、作家予備軍が知らないことがある。それは、最も大事なのは書き上げることではなく、毎日机の前に座ることだ」
と言いました。
本当に大事なのは、毎日スタートラインに立つということなのです。
漠然とした不安や不満があるとき、突破するには、ささいなことをおこなうことなのです。
人生は、常に「選択の原理」が働きます。
「すべてを同時におこなうことができない」ということは、「何かをやらない」ということが常に伴うのです。
後悔というマインドは、
「あのとき、あれをしておけばよかった」
「あのとき、あれをしなければよかった」
というように、「選択しなかったことのほうが、価値があったのではないか?」と思う心です。
選択しなかったほうを選んだらどうだったのか?
それは永遠にわかりません。
野球の試合でいえば、人生は全員が常に、自分の打席に入っています。
あなたが隣の打席に立っている人にケチをつけている間に、じわじわとあなたは追い込まれているかもしれないのです。
だから、あなたはあなたの打席に集中しましょう。
周囲の声は、あくまでも周囲の声にすぎないのです。
あなたの打席の責任は、あなたが取るしかないのですから。
「選択をしない」ということはできません。
あなたがバットを振らなくても、ストライクカウントは増えていくからです。
見逃し三振も1アウトですが、振って凡打でも1アウトです。
いくつもの失敗から、次のヒットを打てるように学んでいくのは、人生も同じだと思うのです。
過去から学び、自分の未来をつくりあげていくことが、おもしろい人生を歩んで行くうえでの「秘訣」のように思えるのです。
人生のなかで、選ぶことができるのは「いまここから」だけです。
あなたはいまここから何を選択していきますか?
その選択の先に、最高の未来が待っています。
『この選択が未来をつくる―最速で最高の結果が出る「優先順位」の見つけ方』きずな出版
「行動を選ぶとき、あなたは結果も選んでいる」(フィリップ・マグロ―)“同書より”
たとえば、何もしないという「行動」を選んだ場合、それは現状維持ということになる。
現状維持というと、いかにも現状を保っているように思うが、現実は周囲や環境といった時代が変わっていくため、その人は置いていかれることになる。
行動して変わっていってこそ、現状を保つことができる。
観客席(リングサイド)に座ってヤジをとばす人間や口先ばかりの評論家は、自分ではやってもないくせに批判ばかりする。
本当は、リングの上で戦っている者こそが、賞賛されるべきであり、たとえ、血まみれになってマットの上に倒れたとしても、挑戦する人間はそれだけで尊敬に値する。
「毎日スタートラインに立つ」
スタートラインに立たなければ、すべては始まらない。 |
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