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2016.7.31

徳を積む生き方


中井耀香氏の心に響く言葉より…

生まれながらに幸せに生きる人と、不幸せな境遇の人がいます。

生まれながらに持っている運は、人によって違います。

この運の差はどこで起こっているのでしょうか。

この運は、ご先祖様が生前に積んだ「徳」であり、それが私たちに反映されているのです。

ご先祖様がたくさん徳を積んでいれば、その分だけ私たちの持つ運はよくなります。

あなたの周りには、性格は自分勝手で人に与えることをせず、冷たい態度をとる人なのに、なぜか人が集まってきたり、お金に不自由せず、大きな家で暮らしている人がいたりしませんか。

なんて不平等なんだろう、と思うかもしれませんが、こういう人は、ご先祖様が昔に積んでくれた徳によって、幸せに暮らせているのです。

しかしながら、この徳は生きていくうちに不徳を積むと、どんどん使われ、減っていきます。

そこで、自分でコツコツ徳を積んで、運をよくしていく必要があるのです。

ご先祖様が積んでくださった徳が大きいと、その人の行いが悪くても、お金や人が集まってきたりして、どうにか生きていくことができますが、自分で徳を積んでいかないと、不徳のみを積むことになり、見えないところでその徳はどんどん減っていきます。

そして50歳を過ぎてきますと、ご先祖様からいただいた徳はどんなに多くても底をついてしまい、自分で徳を積んでこなかった人は、惨めな人生に転落することになります。

これを私は「徳切れ」と呼んでいます。

50歳から先は自分がそれまで積んできた徳が、人生に反映されるのです。

徳を積むことは決して難しいことではありません。

ちょっとした心がけでいいのです。

たとえば次のようなことです。

●会社や飲食店の洗面台についた髪の毛や水滴をティッシュで拭き取る

●会社の床に落ちた紙クズを拾う

●会社のホワイトボードをきれいにする

●お年寄りや子ども連れの人に席を譲る

●ベビーカーに大きな荷物を持ったお母さんのお手伝いをする

●落とし物を届ける

など、無理のない範囲でできる、「小さな親切」を心がけるのです。

大切なのは、人が見ている、いないにかかわらず、見知らぬだれかが心地よく過ごせるように行動することです。

これを「陰徳」といいます。

神様は陰徳を積んだ人を誰よりも愛します。

陰徳には、人を許すことも含まれます。

難しいことですが、カチンとくるようなことを言われても、聞き流して根にもたない寛容な心を持つようにすることです。

人のプライバシーを侵さない、自分だけかわいがられたいなどという、よこしまな気持ちを持たないことも、陰徳につながります。

つまり、自分のためだけでなく、人のために役に立つような生き方・考え方をすれば、おのずと陰徳を積むことになるのです。

『神様があなたのそばにやってくる すごい「お清め」』KADOKAWA


「陰徳陽報(いんとくようほう)」(淮南子・人間訓)

という言葉がある。

「陰徳あれば必ず陽報あり」というが、人知れずよい行いをする(陰徳を積む)者には、必ずよい報いがあるということ。

しかしながら、陽報を求めてする陰徳は陰徳とは言わない。

こんな話がある。

1500年以上前のこと、達磨大師は王宮に招かれ、国王である武帝から質問された。

「私はこれまでたくさんの寺院を建立したり、寄進をしてきた。果たして私にはどんな功徳があるのか?」

達磨大師はひとこと「無功徳(功徳はない)」と答えたという。

良い報いを期待して行う善行は善行とは言わないからだ。

徳を積む生き方を目ざしたい。


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