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2016.6.8

的をしぼる

ゲアリー・ケラー氏の心に響く言葉より…

誰もが1日に同じだけの時間を持っているのに、なぜ他の人よりずっと多くのことをこなせる人たちがいるのだろうか?

彼らはどうやって多くのことをこなし、実現して、そして多くのものを稼ぎ、手に入れているのか?

時間が業績を買うための通貨だとしたら、自分の割り当て分を現金化して、他の人より多くの収入を得る人たちがいるのはなぜなのか?

それは、彼らが核心をつかむことを中心に据えているからだ。

つまり「的をしぼる」のだ。

何かに成功する確実で絶好のチャンスを得たいなら、方法は常に同じでなければならない。

的をしぼるのだ。

「的をしぼる」とは、したいことではなく、するべきことをするということだ。

それは、すべてが等しく重要とは限らないことを知り、最も重要なものを見つけることでもある。

行動と望みとをしっかり結びつける方法でもあり、また、目覚ましい成果は、どれほど的をしぼれるかによって決まると気づくことでもある。

仕事や人生から最大の収穫を得るには、できるだけ的をしぼることだ。

ほとんどの人は逆だと思っている。

大成功は時間のかかる複雑で大変なことだと考えている。

そのため、スケジュール表や、やることリストにはやるべきことがいっぱいで、収拾がつかなくなっている。

成功には手が届かないように感じて、そこそこのところで妥協する。

大成功するには少数のことを首尾よくやるだけでよいのに、あまりに多くのことをしようとして、結局は何もできない。

やがて多くを期待しなくなり、夢をあきらめ、つまらない人生に甘んじるようになる。

人には限られた時間しかないから、あれこれ手を広げると十分なことができなくなる。

業績をあげたいと望むなら、あれもこれもの足し算ではなく引き算が必要だ。

多くのことをそこそこにやるより、少数のことを効果的にやらなければならない。

多くのことをやろうとするとき問題となるのは、何も削らないまま仕事や人生の荷物を増やしてしまうと、たとえうまくいったとしても不都合なことが多く出てくることだ。

期限に間に合わず期待はずれの結果、大きなストレスにさらされ、時間を奪われ、睡眠不足、ひどい食生活、運動不足に甘んじ、家族や友人たちと過ごす時間を失ってしまう。

これらはすべて多くを追い求めた結果だ。

的をしぼることは目覚ましい成果をあげる簡単な方法であり、実際、有効である。

いつでもどこでもどんなことにも有効だ。

それはなぜか?

目的はただ一つ、つまり、目指すところに到達することしかないからだ。

そして、それこそが肝心なのだ。

『ワン・シング 一点集中がもたらす驚きの効果』SBクリエイティブ


ランチェスターの法則には、強者の戦略と弱者の戦略がある。

「一点集中主義(地域・商品・顧客)」というのは弱者の戦略。

体力のない中小企業が大手と戦うには、的をしぼらなければならない。

ターゲットとする、地域、商品、顧客を決め、そこに的をしぼる。

「地味にコツコツ 泥臭く 一点集中 コツコツ コツコツ」(田中真澄)

的をしぼったら、コツコツ、泥臭くわき目もふらずその一点に集中する。

これは、仕事だけでなく、すべてのプロジェクト、もっと言うなら「生き方」にも同じことが言える。

目ざすところに到達するため、一点集中、的をしぼって生きてみたい。



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