2016.6.1 |
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楽天的になりたければ |
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ドン・エッシング氏の心に響く言葉より…
イギリスのウィンストン・チャーチル首相は、第二次世界大戦中の最も苦しい時期に「私は楽天家だ。悲観的になってもしょうがないからね」と言った。
どんなときでも楽天的な姿勢でいられる人は、何らかの目標を持ち、自分と他人のいい面を見いだそうとし、現在から学びつつ未来を展望する人である。
興味深いことに、楽天家といっしょにいればいるほど、自分も楽天的になれるものだ。
楽天的な姿勢は、落ち込みそうになる自分を確実に救ってくれる。
あなたは今日どのくらい楽天的だろうか。
「あなたは元気がないときどうしますか?」と質問されたとき、私は胸を張って「元気なふりをする!」と答えた。
私は、本当はそうでなくても、そうであるふりを50回以上すれば、本当にそれなれると信じている。
自分がほしいと思っている長所を、すでに持っているかのように振る舞ってみよう。
しばらくそしていると、やがて、そんなふりをする必要はなくなっているはずだ。
あなたはもうそうなっているのだ!
『1分間でやる気が出る146のヒント (ディスカヴァー携書)』
楽天的になりたければ、楽天的な振りをすること。
楽天的とは、どんなときもくよくよせず、明るく肯定的に考えるさまをいう。
「大丈夫」「何とかなる」「ツイてる」「うまく行ってる」等のポジティブな言葉を口ぐせにし、ニコニコと笑顔でいること。
元気がないとき、「元気なふりをする」というのは、イヤなことがあったときに「ありがとう」と言うことと似ている。
「嫌なことがあったら、自分に『ありがとう』という。また、いいことがあったら、『感謝します』という」(五日市剛)
嫌なことやつらいことがあったときには、つい、グチや泣き言や悲観的なことを言ってしまう。
しかし、マイナスの言葉を使えば、マイナスの現象を呼び寄せてしまう。
そのマイナスの連鎖を断ち切る言葉が、「ありがとう」なのだ。
「元気なふりをする」には、ニコニコしながら、「ありがとう」と何度も言えばいい。
「ありがとう」は、ツキを呼ぶ魔法の言葉。
楽天的で、「ありがとう」の言葉多き人でありたい。 |
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