2016.4.22 |
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楽に生きるためには |
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中島薫氏の心に響く言葉より…
楽に生きるためには、コツがあります。
それは、物事を楽に考えることです。
たとえば、自分がよかれと思ってしたことでも、結果的によくなかったりすることがあります。
たいていの人は「どうして?できない。どうしよう」となるのですが、ふだんから考え方が楽な人は、こういう失敗を材料にして、物事の核心をつかんで、結局いい方向へ持っていってしまうのです。
それにはまず、素直になること。
そして、とりあえず何でも肯定する、認めてみることです。
「あれはだめ」「これは嫌い」「それは気に入らない」と否定ばかりしていたら、どうしようもありません。
そこから先へは進めないのです。
すごい人、すごいもの、成功している人、人気があるものなどは、尊敬しろとまではいいませんが、認めるのです。
そうすれば、耳のシャッターが上がりますから、いいこともずっと耳に入ってきます。
これがいつまでたっても認めずに否定ばかりしていると、耳のシャッターが降りたままなので、いい情報も素通りしてしまいます。
野菜が嫌いな人が、ビタミンやカロテンやカリウムなど、体に必要な栄養素がとれないのと似ています。
たべず嫌いは損ですから、思い切って口に入れてみる。
食べてみたら実はおいしかった、となればしめたものです。
また、以前に食べたことがあるけれどどうも口に合わないという人だって、調理法を変えたら食べられるかもしれませんし、時間がたって好みが変わって、久しぶりに食べてみたら大丈夫だった、ということだってあるかもしれないのです。
物事だって同じです。
とりあえず受け入れてみれば、あなたにとって大事なことをみすみす逃すようなことはないのです。
「起こることにはすべて意味がある」と思っていれば、たとえば喫茶店で頼んだものと違うものが来ても「あ、これを食べろってことなんだな」と落ち着いていられます。
その余裕が、あなたを楽にするのです。
『始めるのに遅すぎることなんかない! (サンマーク文庫)』
船井幸雄氏は、こう語る。
『起こることはすべて必然、必要』
「マクロに見ると、この世の中はよくなる方向に進化してしています。
一見、不運に思えることもすべては必然、必要であり、振り返ればベストのタイミングで起こっているものです。
幸運も不運もすべてを受け入れられるようになると、ツキを呼び込むことができるようです」(すべては「必要、必然、最善」・ビジネス社)より
起こることにはすべて意味がある、と素直に思えるなら、不平不満や文句、愚痴、泣き言は言わなくなり、余裕ができて楽に生きることができる。
幸も不幸も、健康も病気も、成功も失敗も、運も不運も、すべて、そこには意味がある。
そして、すべてはその人にとって、絶妙のタイミングで起こる。
起こることにはすべて意味がある、と素直に思える人でありたい。 |
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