2016.4.14 |
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笑顔で愛のある言葉 |
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斎藤一人さんの心に響く言葉より…
人間の肉体が滅んで、魂が故郷である天国に帰るとき、肩書やお金、この世で身につけたものは、すべてこの世に置いていかなくてはいけないでしょ。
だから、私は、こんなことをいうんです。
「天命を全うする者が成功者だ」
ちなみに、天命とは、人間がこの世に生まれてくるときに、神さまと交わした約束のこと。
人には愛のある言葉をかけ、笑顔で接する。
それが天命であると、私は勝手に決めさせていただいています。
なぜ、人がこの世に生まれ出てくるときに、神さまとそういう約束をしてくるのか。
「神さまは笑顔で愛のある言葉を話す人間を欲しているからだ」
というのが、私の持論です。
神さまは、草や木、虫や鳥、人間、この地球上にある、ありとあらゆるものを創ってくれました。
でも、神さまにも、できないことがあるんです。
神さまは、自身の大いなる愛を表現することができないんです。
それを実現できるのは、笑うことができ、言葉を話すことができる人間しかいない。
だから、神さまは、人間がこの世に生まれてくるときに、人間にこうお願いするんです。
「自分の代わりに、笑顔で、愛のある言葉をしゃべってきてくれよ」
その願いを実現しようとする人は、神さまのお役に立つ人だから、何でも望みを叶えてくれる。
だから、私にとって、神さまは、おすがりの対象ではないんです。
自分が神さまの役に立つんだ、と考えて、この天命を守っていればいいんだ、と思うんです。
この天命を守れば、敵を作りません。
会う人すべてを自分の味方にすることができますから、会社でも、商売でもうまく行きます。
家庭でも、学校でも、人生、すべてがうまく行く。
たとえ、お金持ちになれなかったとしても、天国に戻ったとき、神さまに、
「前の自分より、笑顔で愛のある言葉を話せるようになりました」
と報告できるんです。
「笑顔で愛のある言葉を話すぐらいのことで成功できるなら、誰も苦労はしないよ」
という意見があるのも知っています。
そう思っていただいても、私にも何の不都合もないから、別にいいんです。
でも、いつも笑顔で愛のある言葉を話すということは、実際やってみると、意外と楽なことではないということが、わかるはずです。
まず、いつも笑顔でいると、顔の筋肉が疲れます。
「ツイてる」と言葉をいいたいけれど、なかなか口から出てこないこともある。
人をほめようと思っても、どこをほめていいのか悩んでしまう人も目の前に現れるんです。
常に、自分との戦いです。
そして、その部分に勝ち負けが出てくる。
日々、あらゆるところで勝ち負けが出てくるとは、こういうことです。
『ツイてる! (角川oneテーマ21)』
笑顔と愛のある言葉は、周りの人の気持ちを温かくする。
不機嫌な顔と愛のない言葉は、周りの人の気持ちを冷やす。
周りの人の気持ちを温かくする人は、斎藤一人さんのいう「天国言葉」を言っている人。
すなわち、「ついてる」「うれしい」「楽しい」「感謝してます」「幸せだな」「ありがとう」「ゆるします」。
反対に、人の気持ちを冷やす人は、場を盛り下げることを言う人。
それが「地獄言葉」。
「ついていない」「不平不満」「グチ、泣きごと」「悪口、文句」「心配ごと」「ゆるせない」
周りの人の気持ちを温かくする人生か、周りの人の気持ちを冷たくする人生か。
どちらを選ぶこともできる。
日々、笑顔で愛のある言葉の実践を重ねたい。 |
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