2016.3.5 |
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この世は自分を映す鏡 |
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木村進氏の心に響く言葉より…
《この世は鏡である。すべての人に自分の顔を映して見せる鏡である。》(ウィリアム・メイクピース・サッカレー:作家/イギリス)
私たちはよく「世の中が悪い」と言う。
その通りかもしれないが、その世の中は、自分自身も何らかの形でかかわっているものである。
そのことに気づかない人が多いのも事実である。
世の中は、自分の姿を映し出す鏡のようなものである。
だから世の中を変えたければ、まずは自分を変える必要がある。
自分が変わっていけば少なくとも、世の中を見る目は変わってくるはずだ。
以前、新聞社でアルバイトをしたことがある。
そこではクレーマーみたいな人たちから電話がよくかかってきていた。
彼らは世の中のことに対していろいろと不満があるらしく、文句ばかりを言っていた。
世の中は自分を映す鏡と思っておけば、さして過度に期待することはなかろう。
そして自分を変えることが、ひいては世の中を変えることにつながっていくことになるだろう。
『頭がよくなる名言100』総合法令出版
ある人は、「水が半分しかない」と愚痴を言うが、別の人は「まだ半分も残っている」と笑顔で言う。
同じモノや現象を見ても、考え方や見方は人それぞれだ。
文句ばかり言って暮らしている人と、笑顔で感謝しながら楽しそうに暮らしている人と、どちらの人をマネして生きていきたいと思うか。
人は、明るい人、感謝多き人、笑顔の人に魅(ひ)かれる。
あんな人になりたい、と思う魅力ある人だ。
魅力ある人には影響力がある。
影響力がある人には、世の中を少しずつでも変えていく力がある。
が、その反対の人は悪影響を与えることしかできない。
「世の中を変えたければ、まずは自分を変える必要がある」
自分が変われば、モノの見方が変わる。
見方が変われば、周囲の態度も変わる。
この世は自分を映す鏡のようなもの。
まず自らが、明るく笑って、感謝の日々で暮らしたい。 |
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