2016.2.17 |
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うまく批評できたとしても、誰もきみを尊敬しない |
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本田直之氏の心に響く言葉より…
《うまく批評できたとしても、誰もきみを尊敬しない》
人によっていろんな見方がある。
いくらまわりで評判になっていても、自分にはいいと思えないものもあるだろう。
ただ、わざわざ否定しなくてもいい。
たとえ訪れたレストランが、自分の口に合わなかったとしても、ネガティブな印象を文字や言葉にして伝えるのは損だ。
毒を吐けば、自分に戻ってくるし、そこから先にいい展開が生まれることはない。
「批判」を人生の中心に据(す)えて生きている人がいるが、当人はつねに戦わなければいけなくなる。
自己満足のために、自分の幸福感を犠牲にする必要なんてあるだろうか。
よかったことだけを、よかったと言えばいい。
よくなければ、なにも言わなければいいだけの話だ。
もちろん、仕事や家庭では素直に厳しい意見を言うべきときもある。
それはリスクをともなうからだ。
『思考をやわらかくする授業 (Sanctuary books)』サンクチュアリ出版
正しいことを言ったり間違いを正すのが自分の使命とばかり、すごい形相で他人やまわりを攻撃する人がいる。
そのくせ、自分が批判されたり、意見されたりすると、ケンカごしでくってかかったり、猛反発する。
ハリネズミのように自己武装している人だ。
「おおらかに生きる」、「天真爛漫(てんしんらんまん)」、「陽気で上機嫌」、「のびのびとして余裕がある」、「楽しくて、感謝の日々」等々とは、真逆にある人だ。
毒を吐けば毒は自分に返ってくる。
批判や否定、愚痴、文句多き人の、その先には、さびしい人生が待っている。
「うまく批評できたとしても、誰もきみを尊敬しない」
よかったことだけを、よかったと言えばいい…。
批判や否定は水に流し、感謝多き楽しい人生をおくりたい。 |
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