2016.1.29 |
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旬を逃さない |
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喜劇役者、伊藤四朗さんの心に響く言葉より…
「いのち短し 恋せよ少女(おとめ)
朱(あか)き唇褪(くちびるあ)せぬ間に 熱き血潮(ちしお)の冷えぬ間に
明日の月日はないものを」
《ゴンドラの唄》松井須磨子
人間には「旬(しゅん)」というものが必ずあって、これを逃すわけにはいかない。
逃がさない努力をしなくてはならないと思っています。
恋する乙女だけではない、すべての人間にはことをなすべき「旬」がある。
この唄を聴くといつもそう思います。
私の考え方と共通するものがあって、私はこの歌が大好きです。
『コトバのチカラ (PHP文庫)』(日本民間放送連盟ラジオ委員会)
「一刹那正念場(いちせつなしょうねんば)」という言葉がある。
致知出版の藤尾秀昭氏はそれをこう語る。
「一刹那とは一瞬ということである。
正念場は歌舞伎からきた言葉。
一曲・一場の最も重要なところ、ここぞという大事な場面を指す。
一瞬一瞬を人生の最も大事なところ、人生の勝負どころ、本番と捉えて真剣に生きよ、と教えている言葉が一刹那正念場である」
人生はつかの間のドラマ。
少しでも目を離すと、大事な場面を見過ごしてしまう。
一日をぼんやりと過ごせば、あっという間に終わってしまう。
「旬を逃さない」
一瞬一瞬を正念場のつもりで生きていきたい。 |
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