2016.1.12 |
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精神論でもめない |
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斎藤一人さんの心に響く言葉より…
自分が正しいと思ったときは正しいっていっちゃだめだよ。
よく覚えておきなよ。
自分が絶対、これ、正しいっていったとき、
「私が正しいんです」
っていうと必ず喧嘩(けんか)になるからね。
そういうときは必ず、
「自分は少し変わってますから。
私、変ですから、こういう考えもあるけど気にしないでください」
っていわないと、その前にいろんなこと、いってた人から全部、反感買うからね。
で、精神論って喧嘩しないことだよ。
敵を作らないっていうのが精神論だよ。
だから、精神論で喧嘩してるやつ、おかしいんだよ。
宗教同士で喧嘩してるとかっていうのはね、「右のほおを打たれりゃ、左のほっを出しなさい」とかいいながら、宗教家ってすぐ喧嘩するんだよ(笑)。
ここでいろんなこと聞くとね、普通の人より頭、よくなっちゃうから、頭よくなったら、頭いいふりしちゃ、だめなの。
「私、少し変ですから」
っていわないとね、だめだからね(笑)
だから、精神論でさ、もめたらばかばかしいからね。
もめないことです。
『斎藤一人 千年たってもいい話』マキノ出版
精神論や価値観で争ったり、突っ張りあえば喧嘩になる。
相手が信じていることを、それは間違っていると言えば言うほど、相手は嫌な気持ちになる。
「蓼(たで)食う虫も好き好き」ということわざがある通り、人の好みはさまざまだ。
他人の趣味や、価値観について、とやかくいうことはできない。
宗教も、学問も、スポーツも、服装や食べる物も、そして人も、すべては好き嫌いで決まる。
自分の好きなものをけなされたら、誰だって腹が立つ。
好き嫌いに理屈はないからだ。
人生においては、自分の味方を一人でも多く増やすことが目的なのに、価値観や精神論の違いで、敵を作ってしまってはもったいない。
もめそうになったら、「私、少し変ですから」と言う。
自分が一歩引けば、丸く収まる。 |
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