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2016.1.4

脳に刺激を与える


内田信哉氏の心に響く言葉より…

人間は基本サボる生き物です。

「いつかやろうと思って3年が経った」

「やればできると思ってやっていない」

「スキルアップが大切なのはわかるけど目の前の仕事に忙殺される」

こんな経験は、みなさん何度もありますよね。

そういったことをコントロールできる人と、できない人の差は何か。

それは、「脳のコンディションを整えられるかどうか」にかかっているのです。

マラソンの選手が長い時間をかけて体をつくっているように、よい脳の状態を保ち続けている人は日頃からのコンディションサポートを大切にしています。

がむしゃらに仕事をしたり、無計画に勉強したりするだけでは長続きしないですし、いつまで経っても新しいことに挑戦することはできません。

しっかりと脳の状態を整えて挑むことが何より大切なのです。

では、脳の状態を整えるにはどうすればいいか。

それは常に「刺激」を与え続けることです。

脳は基本、サボろうと考えます。

しかし、そのクセを直すために定期的にショックを与えると、だんだんとサボり癖がなくなっていきます。

刺激を与えれば脳は活性化します。

大人になればなるほど、「未知なること」へ挑戦する機会が減ってきていきます。

これは単に脳の記憶力が年齢と共に弱まっていくことに加え、経験が増えていくため、知らないことやわからないことが少なくなり、好奇心がなくなっていくためです。

結果、頭を使わなくなり、繰り返しのルーチンワーク的な生活を送るようになってしまいます。

一方、子供は好奇心の塊です。

常に新しいこと、刺激的なことに取り組んでいます。

では、どうすればそんな脳が活発に動く自分にもどれるのでしょうか。

ベストなのは子供にはできない大人の遊びをどんどんと追求していくことです。

よく「趣味をもつといい」というのは、言い換えると「ルーチン的な仕事だけではなく、未体験の情報を脳にインプットして刺激を与えた方がいい」ということになります。

不器用な人は家具DIYに挑戦してみたり、室内にこもちがちな人はサバイバルゲームに挑戦してみたり、できれば自分の脳が経験したことがなく、刺激的に身体を動かすことがいいでしょう。

『脳のコンディションを良くする88 の挑戦』クロスメディア・パブリッシング


「人生を楽しく、明るく生きるコツは何かと問われれば、その答えは『好奇心』です」(斎藤茂太)

好奇心がある人は、ささいなことであっても、それを面白がることができる。

一見つまらなそうなことの中に、面白さを見つけることができれば、人生は明るく楽しく生きることができる。

好奇心がある人は、感激性が強い。

ワクワクドキドキと子供のように、驚いたり感動したりできる。

つまり、脳が活発に動いている。

新しいことに挑戦する人は、常に脳に刺激を与え続けている。

いくつになっても新しいことに挑戦できる人でありたい。


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