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2015.12.30

喜神を含む


神渡良平氏の心に響く言葉より…

安岡正篤先生は「喜神(きしん)を含む」という語句をこう解説されている。

「東西の聖賢たちの書物を渉猟(しょうりょう)すると、結局詰まるとこころは、『喜神を含む』ということである。

喜神の神とは神社仏閣に祀ってある神ではなく、精神の神(しん)、つまり心の最も奥深い部分を指す言葉です。

従って喜神を含むとは、どういう立場に立たされようと、それに心を乱されることなく、心の奥深い部分にいつも喜びの気持ちを抱いてことに当たれば、どんな運勢でも開けないものはなく、上昇気流に乗ったように開けていくという意味です。

これこそは人生の極意であり、特に人の上に立つ者が身につけておかなければならない姿勢だと思います」

喜神を含んでものごとが実行できるためには、どんなことであろうとも、甘んじて受けることが大切だ。

甘んじて受けることができるためには、自分の人生は天が導いている、従がってどういうことが起きようとも、それはよいことの兆しであって悪いことは何もないという強い確信が必要である。

天へのこの深い信頼があるとき、私たちは目先のことに動揺することなく、一見トラブルにしか見えないことも甘んじて受け入れ、誠心誠意改善に努力することができる。

人を非難することなく、清々(すがすが)しい気持ちで、喜々として取り組める。

そうすると、事態は変わっていかないはずはない。

それを一度体験すると、信念が裏打ちされる。

私たちは、この信念…天と自分との間には深い絆がある…を強固にするために、この人生においてあらゆることを体験させられているといえるのではないだろうか。

これを祝福といわず、何といおうか。

人間は祝福された存在なのだ。

だから私は、人間、万歳!と叫びたい気持ちで一杯である。

お互いの人生を取りこぼすことなく、有意義なものになるよう、切磋琢磨してがんばっていこうではないか。

『下坐に生きる (Chichi‐select)』致知出版社


心の奥深いところに喜びの気持ちを持つには、感謝の念がなければならない。

逆に、何事に対しても、「あたりまえ」と感謝をしなかったり、不平や不満の気持ちを持ったら心の中は冷え冷えとする。

我々は、何事もなく過ぎてゆく平穏無事な毎日に慣れてしまうと、感謝の気持ちが薄くなってしまう。

病気になったり、事業がうまくいかなくなったり、トラブルがあったりすると、その「あたりまえ」だったありがたさに気づく。

「ありがたさ」とは「有り難さ」で、有(あ)ることが稀(まれ)なこと。

「あたりまえ」の毎日は、実は本当は奇跡のように希なこと。

なかなか難しいことだが、よいことに対してはもちろんだが、悪いことにも感謝ができたら、心のなかに喜びの気持ちがわきあがってくる。

それが、いいことも、悪いことも甘んじて淡々と受ける、ということ。

心中に喜神を含めば、「ニコニコ顔で命がけ」となり、運も開ける。

「喜神を含む」という人生の極意を身につけたい。


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