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2015.11.4

気づかいの練習


80代現役ポーラレディ、森本早苗氏の心に響く言葉より…

飲食店に入って、カウンター席や相席などで、知らない人と同席する機会があったら、そこであなたの気づかいの練習をしてみませんか。

相手に会釈をしたり、「こちら、座ってもいいですか?」と声をかけたりするなどという行動を、ぜひあなたからさりげなく起こしてほしいのです。

仕事ばかりでなく人生の他の大事な局面で、あなたから積極的に相手に声をかけなければいけない場面は、数多くあるはず。

店で隣り合わせた人に挨拶することは、気づかいの第一歩です。

相手との会話は、最初の瞬間が最も緊張を強いられるもの。

しかしこの緊張は、ある程度の「慣れ」で克服することが可能です。

剣道やテニスなどの対戦スポーツにたとえてみましょう。

一人で完璧な形で素振りの練習をし続けるだけでは、試合で勝ち続けることはできませんよね。

さまざまな人にお手わせをお願いして、練習試合を1回でも多く重ねることが、勝利への確実な道のはずです。

気づかいもそれとまったく同じこと。

経験を重ねるほど上手になっていきます。

『ちょっとした気づかいがあなたの人生を変える』アスコム


知らない人に対して、気づかいの声かけをするのは少し勇気がいる。

しかしそれは、小さな練習の積み重ねで上達するという。

たとえば…

新幹線の中で、座席を倒すとき、後ろの席の人に、「倒してもよろしいですか?」と一声かけるとか、座っている人の隣の席が空いている場合、「こちら、よろしいですか?」と一声かけるなど。

一声かけなくても、軽く会釈するだけでいいときもある。

「言葉遣いは心遣い」という言葉がある。

愛ある言葉をつかう人は、心づかいのある人。

反対に、無言だったり、傷つける言葉を使う人は、気づかいや、心づかいのない人。

さりげない気づかいができる人でありたい。


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