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2015.9.13

確率のゲーム


精神科医、ゆうきゆう氏の心に響く言葉より…

アメリカで女性心理を研究しているコープランドらは、モテる男とモテない男の「差」を、たった一言でこう表現しています。

「モテる男は、すべてが『確率のゲーム』だと分かっている。モテない男は、それが分かっていない」

モテる男は、誘いを断られたときも、「これはたまたま確率で外れただけ」と考えて、さらに次!次!とアタックしていくわけです。

これをできるのがモテる男。

そしてモテない男は、断られるたびに、

「何がいけなかったんだ!?あぁ、やっぱり俺はダメだ!俺の誘いをOKしてくれる人なんで、この世の中に一人もいないんだ!」

というように落ち込んでしまいます。

その結果、次に声をかけることがしづらくなり、ずんずん内にこもってしまうことになります。

すると言うまでもなく、さらにモテなくなってしまう…というわけです。

これは仕事でも同じかもしれません。

どんな成功者でも、最初からすべてがうまくいくわけではありません。

エジソンだってスティーブ・ジョブズだって、たくさんの失敗を重ねてきました。

それでも、とにかくくじけず、ただ「確率のゲーム」と考えて進んでいく。

心理学的には、成功できる人ほど、何かで失敗したときに「これは自分の才能のせいだ」とは「考えない」ということが分かっています。

「努力が足りなかった」

「課題が難しかったんだ」

というようなことを失敗の理由にします。

そういう人ほど、チャレンジする気持ちをずっと持ち続けることができて、結果的に成功していく可能性も高まっていくわけです。

ちなみにですが、「軌道修正」は必要です。

失敗が続いたら、「もしかしてこの方法はうまくいかないのでは?」と考えて、少しだけやり方を変えてみる。

別の道からアプローチしてみる。

そうすれば、確率のゲームで「成功する確率」はアップするはずです。

しかしその場合も、新たな道を必ず「進み続ける」こと。

「確率が悪いようだから、やめる」というのは絶対にダメです。

軌道修正は、進む前提のもとで行われるべきです。

『人生を好転させるシンプルな習慣術』海竜社


「反省はするけれど後悔はしない」という言葉がある。

後悔とは、過去を振り返っていつまでもくよくよすること。

反省とは、未来に向かって進むための軌道修正。

それは、「真剣に考えても、深刻になるな」という言葉と似ている。

ひたいにシワをよせ、深刻になる人は、くよくよしたり、落ち込んだりする。

真剣な人には笑いがあるが、深刻な人には笑いがない。

つまり、余裕がない。

人生とはある意味、ゲームのようなものだ。

後悔する人と深刻な人には、勝利の女神は微笑まない。

「勝てるか勝てないかは確率の問題」と、軽やかに、明るく考え、何度失敗してもチャレンジし続けることができる人に運はやってくる。

どんなときも、前へ進み続ける人でありたい。


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