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2015.8.31

捨てれば、思考が軽くなる


本田直之氏の心に響く言葉より…

『「捨てられないもの」の大半はなくしても気づかない』

部屋にモノが増えていくと、思考がまとまらなくなってくる。

とっておくべきか迷ったモノは、無条件に捨てた方がいい。

3秒以上考えない。

いつの日か使うかもとも考えない。

いつの日かは、まずやってこないし、もしそういう日がきたら、そのときに考えればいい。

ポイントは、前回いつ使ったかだ。

1年以上使っていないなら、それは確実に自分にとって「いらないもの」だ。

去年一度も着なかった服は、値段に関係なく捨てる。

どうせ来年も着ないからだ。

来年になったらどうせ新しい服がほしくなる。

どうしても判断つかない場合は、段ボールに入れる。

そして1年後までに、その段ボールを開けることが一度もなかったら、未開封のまま段ボールごと捨てる。

そうやって思いっきり捨てていってみると、家の中は価値のあるものだけが残るようになる。

モノを減らせば、家の風景ががらっと変わる。

明るくなり、風通しがよくなり、思考が軽くなる。

《迷ったら、捨てろ》

『思考をやわらかくする授業 (Sanctuary books)』サンクチュアリ出版


「イノベーションの第一歩は、陳腐化したものを計画的に捨てることである」

ドラッカーの言葉だ。

個人にとっても、会社においても、「捨てること」はとても大事なこと。

何かを捨てなければ、新しい何かは入ってこないからだ。

ゴミ屋敷のような環境では、新しい発想はとうてい生まれない。

いらないモノは、過去そのもの。

過去をいつまでも引きずっていては、新しい未来はひらけない。

誰もが簡単にできるけれど、誰もが後回しにしたくなる小さなこと、それが「捨てること」。

いらないモノを捨てれば、「思考が軽くなり」、そして「運」がよくなる。

「迷ったら、捨てろ」

モノを減らして、運をよくしたい。


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