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2015.8.10

先施の心


植西聡氏の心に響く言葉より…

『好運の女神は「先に施す人」に微笑む』

江戸時代の中期に細井平洲(へいしゅう)という儒学者がいました。

米沢藩の財政を立て直した、あの上杉鷹山が師と仰いだ人物です。

その細井平洲の教えの一つに「先施(せんし)の心」というのがあります。

先施とはいうまでもなく、先に施すという意味です。

わかりやすくいうと、

「自分から率先して挨拶する」

「自分がまず笑顔をつくる」

「自分がまず相手を敬う」

「口論になったときは、自分が先に謝る」

など、良いことは人に先駆けて行うことが大切になる、と説いているのです。

人に尽くす、人を助ける、人に親切にするといった愛と善意に満ちた行為も例外ではありません。

自分が大変な状況にあっても、苦しくてつらい状況にあっても、他人からヘルプを求めるまえに、先に他人の要求に応えてあげるようにするのです。

すると、「他人のお役に立つことができた」という思いがこみあげてくるため、自分の心にポジティブな感情が増大していきます。

すると「自分は大変な状況にある」「苦しくてつらい状況にある」というネガティブな感情がだんだんと薄らいでいきます。

しかも、それは苦境下における徳積みにつながります。

そのため、通常のそれよりも数倍の預金を宇宙銀行へ積んだことになるため、やがて大きな恩恵を授けてもらうことができるようになるのです。

《苦境下のときに徳積みを行うと、莫大な利息がつく》

『ツキを呼ぶコツ/幸運がやってくるポジティブ思考9つの習慣』ぱる出版


先輩と後輩、親と子、上司と部下、年長者と年少者といった、上下関係にあるときには、上の立場にある者から先に働きかけることが大事、ということ。

挨拶など、上の立場にある人は、下の者から先に言ってこないのは失礼だ、というような感覚になりがちだ。

あるいは、車などでも、われ先に行くのではなく、「お先にどうぞ」の精神で道をゆずる、ということも同じだ。

人と意見がぶつかったら、先ずはゆずって、相手の気持ちが落ち着いたところで自分の意見を少し述べる、ということでもある。

また、率先垂範(そっせんすいはん)という意味もある。

難しいこと、嫌なことを率先してやるということ。

そうすることによって、命令せずとも、相手は動いてくれる。

真のリーダーとは、今の役職での上下ではない。

今は、たまたま下の地位にあったとしても、「先施の心」を持っている人こそが真のリーダー。

挨拶、笑顔、ゆずる、感謝する、謝る、ゆるす…

先施の心で日々過ごしたい。


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