2015.8.7 |
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エレガンスは、余裕から生まれる |
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中谷彰宏氏の心に響く言葉より…
エレガンスのある人が大人です。
「大人」の反対語は、「中年」です。
大人には余裕があって、中年には余裕がないのです。
エレガントに見えるのは、オシャレをしているからではありません。
余裕があるからです。
お店で商品を間違えられた時にムッとしないのが大人で、ムッとするのが中年です。
飛行機の離陸が遅れた時「どうなってるんだ」と怒鳴(どな)っている人が中年です。
「オレの何億の売上をどうしてくれるんだ」と騒いでいる人は、あまり仕事ができるようには見えません。
「たぶん何億も扱う仕事はしていないだろうな」というのは、見てわかります。
怒り方が、すでに貧乏くさいのです。
「相手だって大変だろうな」と、相手の立場に立って考えられることがエレガンスです。
ギスギスしている人は、エレガントには見えないのです。
エレガンスは、余裕から生まれます。
「余裕」は「許す」から生まれました。
「許す」は、「緩(ゆる)める」ということです。
「許さない」は、「締(し)める」ということです。
許さないと、余裕は生まれません。
不祥事があった時、ミスした相手をゆるさないと、自分の余裕が消えます。
相手に限らず、自分自身に対しても許すことが大切です。
『なぜあの人は余裕があるのか。』PHP研究所
エレガンスとは、気品、上品、洗練、という言葉で表されるが、平たく言うなら、粋で、カッコイイ人のこと。
余裕のある人は、カッコイイ。
お店のスタッフのちょっとしたミスに、大声で怒鳴ったり、ネチネチと文句を言ったりする人は、カッコ悪い。
余裕のある人は、許すことを知っている。
許せない人は、わざわざブログやコメント欄に、反対意見をコメントしたり、ひたすら批判したり、悪口を書いたり、あるいは会社や役所に電話までして文句を言ったりする。
「許す」は「緩める」
自分の心を少し緩めれば、そこに余裕が生まれる。
余裕のあるエレガンスな人でありたい。 |
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