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2015.7.2

世界が日本に夢中なワケ

タレント・モデル、ボビー・ジュード氏の心に響く言葉より…

中学校で英語講師をしている頃の話。

陸上部員たちが一礼してからグラウンドに入っていくのを見て、意味がわからなかったんです。

お辞儀だとは考えずに、走る前のストレッチか?

と本気で思っていました。

だって、場所にお辞儀って変やん!?

でも日本では、場所にも道具にも、よくお辞儀をしますよね。

サッカーの国際試合を見ていると、国旗掲揚で国旗にお辞儀、グランドにお辞儀、試合が終わって相手チームやお客さんにお辞儀して、またグラウンドにお辞儀。

お辞儀ば〜っかりじゃなかと?

だけど、日本好きの基礎知識、「日本にはいろんなものに神様が宿っている」を思い出せば、なるほど〜!と思います。

グラウンドにもスタジアムにも柔道や剣道の道場にも、野球のバットにもグローブにもサッカーボールにも神様がいるんでしょうね。

だからお辞儀もするし、大事に使う。

うーん、納得!

また、日本の家に仏壇があって、自分が会ったこともないおじいちゃんのおじいちゃんのそのまたおじいちゃんみたいな人まで「ご先祖様」として大切にするのも、アメリカにはない文化です。

ある日、私が菓子折りを持って知り合いの家に行ったら、菓子折りがいったん消えたんです。

だけど、子どもたちが「食べた〜い!」ってねだったら、お母さんが「じゃあ、おじいちゃんに挨拶してもらって来なさい」と言ったんですね。

え、おじいちゃん、おるん?

私、まだ会ってないけど?と思ったら、仏壇にいらっしゃった!

いただきものはまず仏壇に供える。

毎日、お水や白いご飯を取り替える。

ご先祖様を身近に感じられる習慣ですよね。

「お盆でご先祖さまのお迎えやお見送りまでする!本当に身近な存在!」

『世界が日本に夢中なワケ』宝島社


「国誉め(くにほめ)」という神事がある。

これは古代、ある国に任命された役人が一番最初にやった仕事。

その国がどんなに素晴らしいかを褒めたたえるその行為が神事になる。

不幸な人はこの国誉めができない。

例えば、北海道に住んでいて北海道の悪口を言っている人」(普通はつらいよ・斎藤一人)より

古来より、日本では自分の住む場所を誉めた。

自分の長くいる場所をけなしたり、悪口や愚痴を言ったら、運は逃げていく。

スポーツ選手が、自分がお世話になるグラウンドや、道場や競技場に文句を言うということは、自分の努力を棚にあげて、環境のせいにしていることだからだ。

これは、自分の所属する学校や、会社、自宅、車や、愛用する道具すべてにおいても言えること。

だからこそ、自分の大切な「場」に対して、感謝をこめて礼をする。

同様に、自分のご先祖に対しても同じだ。

目に見えない偉大なるものに対して礼をつくすことは、結局は自分を大事にすることでもある。

なぜなら、先祖を敬う姿を自分の子供たちは見ているから、それは連綿として続き、やがてはそれは自分にかえってくる。

昔から、日本では山や川、草木にもことごとくみな、仏性(神)が存在すると思われていた。

神仏を敬い、礼をつくす謙虚な人でありたい。



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