2015.6.23 |
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日本語の五十音は「あい」で始まる |
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ゴルゴ松本氏の心に響く言葉より…
日本語の五十音は「あい」で始まります。
あなたの両親が愛で結ばれて、その愛に包まれて、あなたが生まれてきました。
あいうえおは、母音(ぼいん)です。
子音(しいん)は、母音と組み合わさって音になります。
母音は母の音なんです。
そして、母音の一番上にあるのが「あい」
すべての文字の一番上、「うえ」の上に愛があるのが日本語です。
「愛」という字の成り立ちは、「旡」+「心」+「夂」。
「旡」には、のけぞるとか、後ろを振り向くといった意味があります。
愛を知ると、のけぞるくらい心が締めつけられる。
いろんなことが頭の中をめぐって、足(夂)が進まないけど、それでも求めてしまう。
何度も愛(いと)おしく振り返る。
それが愛なんです。
お母さんとの結びつきが愛なら、人を好きになって、大切にしたいと思うのも愛。
「あいつ大丈夫か?」「隣のおばちゃん、元気かな?」と、人を思いやるのも愛です。
愛のなかで人は生きているんです。
人の数だけ人生があるけど、人はなぜ、この世に生まれてきたのかなぁ?
それは、その時代、場所、環境、人間関係、そのポジションの中で、愛を学ぶためです。
『あっ! 命の授業』廣済堂出版
「私たちは、大きいことはできません。
小さなことを大きな愛をもって行うだけです」(マザー・テレサ)
「愛を学ぶ」には、何も大きなことを考える必要はない。
日常のごく小さなことを、大きな愛をもって行うことができれば、それだけでこの世に生まれてきた意味がある。
人に温かな言葉をかけること。
にこやかな笑顔でいること。
ありがとうという感謝の言葉が多いこと。
あなたと一緒にいることができて幸せ、ということ。
いつも機嫌よく笑っていること。
人を思いやること。
人をゆるすこと。
「あいうえお
かきくけこ
さしすせそ…」
日本語の五十音は「あい」で始まる。
小さなことを大きな愛をもって行いたい。 |
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