2015.6.20 |
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嫌なことをひっくり返して宝にする |
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斎藤一人さんの心に響く言葉より…
オレは、人が相談にきたとき、その人が背負いこんでる心の荷物をおろしてあげたい。
「この黒いコマを、どうしたら、白に変えてあげられるんだろうか」
って、思うんだよな。
その人がもってる、マイナスのものを、「それ、宝だぞ」っていう。
さっきのおねしょの話じゃないけど、そのまま心にしまっとくと、いつまでも暗くて、つらいものだけどな。
それを公開して、「それのおかげでオレは、こうなれたんだよ」とかな。
「それのおかげで、オレは思いやりのある人間になれたんだよ」とか。
みんなに聞かしてあげられると喜ばれるし、本人の気持ちも楽になるし、ホントに“いいこと”づくめなんだよな。
オレもちっちゃいときから、病気だけど、病人のことがわかるしな。
それから、そのことで、まるかん、っていうのができたり。
だから神は、最初から宝をくれるんじゃない。
「宝に変えるべきもの」をくれるんだよ。
それは常に、困難にそっくりなんだよ。
嫌なことはあるよ。
嫌なことを神がくれたら、レモンをくれたら、レモネードに変えるだけの知恵と勇気な。
これを、ずぅーっと、持たなきゃイケない。
梅のようなさ、そのままじゃ食えないもんを、日本人は塩漬けにして、梅干しにしてな、保存食にして。
なくてはならないものに変えたんだよ。
だから、神がくれるものって、「見るからに宝!」っていうものよりも、ひと工夫して宝になるものが多いんだよな。
だから、オセロの黒をくれたら、ひっくり返す努力だけは、しなきゃダメなんだよ。
そしたら全部、白になるからな。
『「CD付」 自分さがしの旅』KKロングセラーズ
「幸せは不幸な顔してやってくる!」
という五日市剛さんの言葉がある。
困難も、嫌なことも、失敗も、面倒なことも、病気も、ハードルが上がったことも、みな同じで、不幸そうな顔をしてあらわれる。
しかしそこでマイッタしないで、それを「乗り越えたとき」、「ひっくり返したとき」、すべてが宝となる。
そして、嫌なことや失敗を、自分の宝として、ネタにできる。
「それがあったおかげで今がある」と。
「神は、最初から宝をくれるんじゃなくて、“宝に変えるべきもの”をくれる」
嫌なことをひっくり返して宝にする、知恵と勇気を持ちたい。 |
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