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2015.6.11

幸せのタネをまく人

岡本一志氏の心に響く言葉より…

春が訪れると、農家では田植えの準備が始まります。

大事なのは、モミダネをまいて苗(なえ)を育てること。

秋には、辺り一面が稲穂(いなほ)で黄金色になります。

けれど、タネまきをしているのは農家の方だけではないのです。

私たちも毎日、たくさんのタネをまいているのだとお釈迦さまはおっしゃっています。

どういうことかといいますと、お釈迦さまは、私たちの体の行いや、口でいろいろしゃべる行いや、心でいろいろ思う行いのことをタネと言われています。

「一生懸命、練習する」「運動を心掛ける」「掃除をし、部屋を片づける」「笑顔で接してみる」「約束を守る」「相手の話を聞く」というのは体でタネまきをしているということです。

「気持ちのいい挨拶をする」「ありがとうとお礼の言葉を言う」「相手の長所を発見して褒(ほ)める」。

これは口のタネまきです。

「自分を責めないようにする」「思いやりの気持ちを持つ」「感謝の心を忘れないようにする」。

これは、心によるタネまきです。

もちろん、ここに挙げたことだけでなく、体や口や心でやったり、言ったり、思ったりしたこと全部をタネと言われていますから、私たちは、日々、いろんなタネまきをしていることになります。

私たちは一生懸命努力しても、思ったとおりの結果が出なければ努力は無駄になったと思います。

入学試験や資格試験に向けて頑張っても不合格になってしまうと、無駄な苦労だと思って頑張ったことを後悔してしまうこともあります。

しかしお釈迦さまは、田んぼにまいた種がやがて実を結び、自分に返ってくるように、

「あなたのまいたタネは、まだ、芽が出ていなくても、必ず、実を結ぶのだよ」

と言われています。

だから、無駄になる努力も苦労も何一つないのです。

まかぬタネは絶対に生えないが、まいたタネは必ず生えます。

お釈迦さまは私たちにどうしたら幸せになれるのか、幸せになるタネとは何かを教えていかれました。

『幸せのタネをまくと、幸せの花が咲く』1万年堂出版


仏教の言葉に、「身口意(しんくい)の三業(さんごう)」というものがある。

身業(しんごう)は、行うことであり、行動のこと。

口業(くごう)は、言うことであり、言葉のこと。

意業(いごう)は、思うことであり、心で考えること。

人に喜ばれる行動をすること。

人に喜ばれる言葉を発すること。

人に喜ばれることを思い考えること。

この反対の、人を不快にし、悲しませることをしてはいけない、というのがお釈迦さまの戒(いまし)め。

「幸せのタネをまくと、幸せの花が咲く」

不幸のタネをまけば、不幸の花が咲く。

幸せのタネをまく人でありたい。



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