2015.6.8 |
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心に余裕を保つ |
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医学博士、佐藤富雄氏の心に響く言葉より…
「時間がない」「お金がない」「能力がない」のないないづくしが口ぐせになっている人は多いものです。
また、何かにつけ「ムリ」「ダメ」「イヤ」を連発する人もたくさんいます。
しかしこれでは、人生すべてが「不可能」「否定」「食わず嫌い」で終わってしまいます。
「現実に対応するだけで精いっぱい」
「とてもそんな余裕はない」
というのも同じことです。
余裕とは、経済的なことでも、時間的なことでも、体力的なことでもありません。
余裕とは心の領域のことです。
「ムリ」「ダメ」「イヤ」と言いそうになったら、ひと呼吸おいて我慢してみましょう。
そして、自分の人生すべてに対して「OK」と言ってみてください。
「大丈夫だ」「これでいい」というのもいいと思います。
そのひと言が脳にいい刺激を与え、心の領域がぐんと広がります。
余裕が生まれます。
どんな場合にも心に余裕を保てる人ほど強いものはありません。
いつも余裕に満ちて楽観的でいられる人と、余裕を失って悲観的になってしまう人とを比べると、楽観的な人のほうがずっと、望みどおりの人生を実現しているものです。
余裕があるかないか、楽観的か悲観的か、心の習慣の違いが人生に差をつけます。
そして、心がどちらの方向に向いているのか、自分次第で転換することができます。
まず手始めに、「ムリ」「ダメ」「イヤ」を禁句とし、人生から追放してください。
たったそれだけのことで、心のスイッチが切り替わります。
悲観的になりがちだった心の向きが、楽観的で明るい方向に転換されます。
『脳から若返る「ときめき」の魔力―生涯「いい男・いい女」と言われる人の習慣』KKベストセラーズ
「人には余裕というものが無くては、とても大事はできないよ」
とは、幕末の英傑(えいけつ)、勝海舟の言葉だ。
心に余裕のある人は、どんなに切羽詰った場面でも、悲壮感をただよわせることなく、笑うことができる。
また、自分の失敗談も面白おかしく語ることができる。
自分を客観視できない人、つまり、余裕のない人には、大事を成し遂げることはできない。
余裕のある人は、間違いなく魅力的な人だ。
どんなときでも、笑顔やユーモアがあり、人から好かれる。
否定語は使わず、つねに前向きで明るく楽観的。
心に余裕のある人をめざしたい。 |
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