2015.6.4 |
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「誕生日おめでとう」の本当の意味 |
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小林正観さんの心に響く言葉より…
ある人に「誕生日おめでとう」と伝えたとしましょう。
年を一つ重ねることは、普通は誰にとっても楽しいことではないはずなのに、やはり誕生日が来れば「おめでとう」と言いたくなってしまいます。
逆の立場で考えてみましょう。
年を一つ重ねたからうれしくないはずなのに「誕生日おめでとう」と言われたら。
うれしいかもしれない。
そこでわかりました。
誕生祝いの言葉には「あなたがこの世にうまれてくれてありがとう」という意味がつねに隠れています。
だから、そう言われてうれしいのでしょう。
でも、なぜ、その意味が隠されていると人は「うれしくなる」のでしょうか。
もしかしたら、人がこの世に生まれてきたことの意味は「他の存在から自分が喜ばれる存在であること」なのかもしれません。
他の存在とは、もちろん人間も含めて、動物や植物を含めたすべての存在です。
だとしたら、「ありがとう」「うれしい」と言われたときに私たちがうれしくなるのも納得できます。
つまり、生まれてきたことの意味が「喜ばれること」であるから、私たちはそれを言われたら幸せになるようにプログラムされているようです。
《「ありがとう」「うれしい」と言われたとき、“私”が“幸せ”“うれしい”“楽しい”。それは、娯楽などの“楽しさ”とは異なる「喜ばれる」ことの“楽しさ”“幸せ”。》
『心を軽くする言葉-宇宙を味方の「か・が・み」の法則』イースト・プレス
女性や年配の方に、「誕生日おめでとう」と伝えると、「もう、そんなにうれしい年でもないけど」などという言葉が返ってくることがある。
「誕生日おめでとう」は、年を一つ重ねたからおめでたいのではない。
「誕生日おめでとう」には、「あなたがいてくれてうれしい」、「あなたがこの世にうまれてくれてありがとう」という意味が隠されている。
人として、一番悲しくてつらいことは、自分の存在を無視されること。
無視がもっとひどくなると、「あなたがいない方がよかった」、「生まれてこなければよかった」、という存在否定となる。
反対に、もっとも楽しくてうれしいことは、「あなたがいてくれてよかった」という存在の全面肯定。
「誕生日おめでとう」には、素敵な意味が隠されている。 |
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