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2015.5.23

肩の力を抜いて

リチャード・ワイズマン博士の心に響く言葉より…

運のいい人が肩の力を抜いていることは、道ばたに落ちているお金に気がついたり、新聞で役に立つ記事に目がとまったり、ラジオで自分のためになる情報を聞いたりすることにつながるだけではない。

人と会って話をするときにも同じ法則が当てはまる。

運のいい人は、絶対に理想のパートナーを見つけよう、自分にぴったりの仕事を紹介してくれる人と話をしようと、意気込んでパーティーや会合に出かけるわけではない。

そうではなく、穏やかな気持ちでリラックスしているからこそ、自分のまわりにあるチャンスに気がつきやすいのだ。

パーティーへ行き、誰かと話をする。

その時に運のいい人は、自分が見つけたいものを探そうとするのではなく、そこにあるものを見ている。

その結果、偶然のチャンスに出くわす確率がはるかに高くなるのだ。

ネバダ州の会計士ジョンも自分が探しているものにこだわりすぎないおかげで、たくさんの幸運に巡り合ってきた。

僕が幸運な理由の一つは、何か特定のものを探すというより、肩の力を抜いて目の前にあるものを何でも受け入れるからだろう。

しばらく前に「比較的新しいモデルで燃費もそこそこの車」を探していた。

あのとき「中古のメルセデスで燃費がいい車」がいいと決めていたら、たぶん見つからなかった。

でも、僕は気持ちに余裕があって、条件の幅も広かった。

そして、中古車の広告から最高の車をみつけたんだ。

メルセデスではないけれど、僕にとっては完璧だった。

二月にラスベガスに引っ越したときも、二つの物件を見ただけで理想どおりの家に出会った。

もし条件をつけすぎていたら、いい家は見つからなかっただろう。

でも気楽に探したから、すぐに素晴らしい家が決まったというわけ。

これらの経験からわかったことがある。

欲しいものが具体的に特定されていると、人生はそんなに幸運ではないということになる。

でも肩の力を抜いて許容範囲を広げていれば、すべてのことが、もっとよく見えてくる。

つまり、運のいい人は積極的にチャンスを探しているというより、たまたま出会うチャンスに気がつく才能がある。

普段から肩の力を抜いているおかげで、自分のまわりの出来事に気がつきやすい。

皮肉なことに、チャンスを見つけようと必死に目をこらさないほうが、はるかにたくさんのチャンスが見えるのだ。

『運のいい人の法則 (角川文庫)』角川文庫


武道をはじめとして、およそ道のつくものはみな、上級者になればなるほど肩の力が抜けてくる。

武道でいうなら、無駄な筋肉を使わなくなるからだ。

物事は計画通り順調に進まないのが当たり前だ。

しかし、肩の力を抜いていれば、そんなこともあるだろう、とヒステリックにならず、その局面局面で対応できる。

だから、そこで、思わぬチャンスと出合うこともできる。

まわりが見えるからだ。

だが、そのことしか頭になく、まわりが見えていないときは、武道でいうならカチカチに体が固まっているとき。

肩の力が抜けている人は、こだわりがなく、飄々(ひょうひょう)としている。

運がいい人は、肩の力が抜けている。



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