2015.5.22 |
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言葉が現象を生み出す |
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小林正観さんの心に響く言葉より…
あるとき、こんなメッセージが宇宙から届きました。
「言葉が現象を生み出す」
発した言葉が現象化するというのです。
仮りに私が「ありがとう」を言い続けていくとしましょう。
すると「ありがとう」と言いたくなるような状況が降ってくる。
現象化するというのはそういうことです。
宇宙に向けて発した言葉は、その言葉をもう一度発したくなるような現象を起こします。
言葉がものを生みだす強力なエネルギーになる、ということです。
投げかけた言葉どおりの環境に、その後見舞われるのなら、もし、恨み言葉を言い続けていると、そのとおりに現象化して、また恨み言葉をいわざるを得ないような状況になる。
それが宇宙の原則。
私たちが発する言葉には、神が宿っています。
実践者であるためには、最初に「言葉ありき」。
言葉があって、それがエネルギー化されて、“私”の行為につながっているようです。
行動するのが「実践者」だと思いがちなのですが、その行動を起こす前に「言葉」が存在します。
まず、言葉を宇宙空間に投げかけると、それが熟成されて、エネルギーになるようです。
それが人の体に溶け込んだときに、言葉の方向性に導かれ、体はその方向に行動を起こします。
結果、発した言葉どおりの現象に出合うのです。
ということは、心を込めなくてもいいから、「ありがとう」をたくさん言っている人には、「ありがとう」を言いたくなるようなことが次から次へと起きてくることになります。
言葉が現象化する。
まさに「言葉は神なりき」。
そして「初めに言葉ありき」なのです。
『ありがとうとお金の法則 (だいわ文庫)』だいわ文庫
「言葉が現象を生み出す」と言って、たとえば「お金が欲しい」と言ったらどうだろう。
仮に、お金が手に入ったとしても、努力がともなわないお金なら、別の対価が必要となる。
大きなお金になればなるほど、大きな対価を支払わなければならない。
例えば、交通事故で大怪我をしてお金が入ってくるとか。
「ありがとう」という言葉には、対価は発生しない。
人の幸せを願う利他の言葉だからだ。
だが、自分だけがよくなるような利己的な言葉には、当然対価がともなう。
宇宙に投げかける言葉は、人を楽しくさせ、幸せにする利他の言葉。
「ありがとう」をたくさん言っている人には、「ありがとう」を言いたくなるようなことが次から次へと起きてくる。
「ありがとう」の言葉を多く言う人でありたい。 |
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