2015.5.18 |
|
もっと単純に |
|
『もっと単純に!で人生はうまくいく』の中から、心に響く言葉より…
■がらくたが負の連鎖をもたらす
重たいスーツケースを手放しましょう。
そうすれば軽い手荷物一つで飛び立てるからです。
住まいやオフィスの不用なものは、多くの人が思っているよりもずっと重く心にのしかかっています。
散らかったキャビネットや、使わなくなった物であふりかえる部屋は、見ないふりをしているつもりでも、知らず知らずのうちに心の負担になり、あなたを悩ませています。
がらくたを家から一掃して初めて、心は自由になるのです。
■肥満
多すぎる物、グチャグチャに積み上げられた物は、あなたの心にも体にも絶えずジャブを繰り出しているのです。
がらくたは肥満をひき起こします。
冗談ではありません。
この奇妙な発見をしたのは、イギリスの風水整理術の専門家、カレン・キングストンで、かなり以前のことです。
彼女の考えによれば、「肥満はしばしば感情の“便秘”と」関係しています。
あなたが感情を開放できず、古い思い出の品をため込んでいくにつれ、あなたの体も代謝を抑え、“ためる”にスイッチを切り替えるのです。
■先延ばし
似たような関係は、身の回りの散らかり方と仕事のやる気との間にも見られます。
周りが散らかっていると、仕事を先延ばしにしがちです。
がらくたは気力をそぎ、精神の集中を妨げます。
あなたのデスクは、あなたの脳を映し出していると思ってください。
デスクの上にあるものは、あなたの頭の中にもあるのです。
机が片づいていれば、頭もすっきりしています。
思い切って片づけると、たいていの人は新たなエネルギーが湧いてくるのに驚くでしょう。
■お金の問題
がらくたはとりわけお金がかかります。
何でも捨てずに取っておく人は、それがお金の節約になると言います。
ところが「いつか使うかもしれないから」と取ってある物には、かなりの元手がかかっていることがわかります。
そういう人たちは「特売」と聞くとつい、全く必要のない物を買ってしまいます。
その上、そうやって手当り次第に集めた物を保管する場所にお金を費やしています。
本当のお金持ちをめざすなら、「物は少なく、お金は多く」というシンプルなモットーに従いましょう。
“ヴェルナー・ティキ・キュステンマッハー”“ローター・ザイヴァート”“ダグマール・フォン・クラム”“マリオン・キュステンマッハー”共著
『「もっと単純に!」で人生はうまくいく』中径出版
「見た目が9割」とはよく言われる言葉だが、清潔感の有無、TPOに合った服かどうか、表情や姿勢はどうか、によって、人の印象はだいぶ変わってしまう。
つまり、外見や見た目にその人の本質が出てしまう、ということ。
同様に、身のまわりの「片づけ」や「掃除」、「整理整頓」も、その人の心を状態をあらわしている。
家の中や机の上、車の中がグシャグシャでがらくただらけだったら、その人の心も乱れている。
一度、思い切ってがらくたを一掃しよう!
そして、身の回りをシンプルにしてみる。
単純にすれば、人生はもっとうまくいく。 |
|
|