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2015.3.13

楽しいことを探し出す人


小林正観さんの心に響く言葉より…

車内に交通安全のお守りをたくさんぶら下げている車ほど、事故に遭いやすい、という統計があります。

心配すればするほどその現象を引き寄せるのです。

もちろん、単に視界がさえぎられたり、目の前にブラブラしているものがあるため飛び出し等に敏感に対処できなくなるわけで、三次元的にも損なことですが。

要するにお守りとは、事故に遭うことを怖れ、心配しているから持つのであって、それが運転中視界に入ることは、自分の潜在意識に訴えることとなり、ドライブを楽しむどころか、まさに恐れていた通りの事故に遭うことになる。

心配することは損なのです。

右肩、右腰、右ひざの3箇所に痛みを持っている人がいました。

その人が、このメッセージを聞いて、「いままで、痛いところにばかり関心がいっていた。痛くないところに関心を持ち、痛くないからありがたい、とそこに関心を持っていったら、痛くなくなるのかもしれない」と思ったそうです。

その方は気功師だったので、体の部品の名前全てを挙げてみた。

なんと300も挙げられたそうです。

それを全部書き出し、ここも痛くない、ありがとう、と全てに言っていたら、言い終わったときに、なんと3箇所の痛みが消えていた。

「私の周りには感じのいい人ばかりが集まっている」と思ったとする。

そういう人の見方をしていれば、今後も実際にその人の周りには「感じのいい人」が多く集まってくる。

反対に、目の前の人に対して「この人は感じ悪い」とあらさがしをしながら人を見ている人というのは、意識がそっちのほうに行ってしまっているので、自分の周りに集まってくる人が、そいう方向に偏ることになるらしい。

鏡を見るとき、自分の顔を見ながら、「ここもシワがよっている、ここも老化している」と、老化しているところを見い出していると、老化しているところに意識が集まるので、老化という「意識の密度=現象の密度」となる。

つまり、その結果として老化の進行度合いが早まるということです。

「ここも若々しい、あそこも若々しい」と言っていくと、若々しいところに意識が偏ったので、現象として、体全体が若々しくなるということです。

このように、この事実はあらゆることに応用できることがわかります。

自分にとって楽しいほうのことについて、喜びを感じ、それを表現すると、どうも宇宙はそれを感じ取るみたいで、「あなたがそういうことが好きで、喜ぶんだったら、もっとやってあげよう」ということになるみたいです。

そして、「あれが気に入らない、これが嫌だ」ということばかりに関心を持って注目していると、今後もそのような現象しか起きてこないようですよ、ということがわかってきたのです。

『究極の損得勘定』宝来社


「今が一番楽しい」と思っている人には、楽しいことがもっとくる。

しかし、「あの頃が一番楽しかった」と言う人には、あの頃以上の楽しい日々はこれからもやってこない。

今が一番楽しいと思っている人は、楽しいこと、面白いことに関心があり、意識がそちらにあるからだ。

生きていれば、辛いことも悲しいことも嫌なこともたくさんある。

しかし、どんな状況でも、その中から、楽しいこと面白いこと、素敵なことばかりを探し出そうとする人には楽しい人生が待っている。

心配ばかりしている人には、心配するようなことがやってくる。

なぜなら、神さまも、この人は心配事が好きな人なんだ、と思うから。

どんなときも、楽しいことや素敵なことを探し出す人でありたい。


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