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2015.2.28

オファーがなくても


水野俊哉氏の心に響く言葉より…

僕はよく出版セミナーで「オファーがないから曲を書かないミュージシャンはいない」という話をする。

これはもしも「僕はミュージシャンです」という人間がいたとして、「でもレコード会社からオファーがないから、まだ曲を作っていない」と話していたら、どういう印象を受けるだろうか?

彼はきっとミュージシャンのふりをしているだけである。

なぜなら、普通は先に曲を作り、ライブなどをしているところにレコード会社からオファーが来てプロデビューするのだ。

同様に「本を出したい」「出版したい」と思うのなら「先にアウトプットしなさい」という話をする。

同じように、目の前のお客さんが一人でも、東京ドームが満員になっているのと同じテンションでしゃべったり歌ったりできる人間であれば、僕は必ず成功すると思う。

なぜなら名声や評判はドミノ倒しと同じで、まずは目の前の一人を倒さないと、伝わらないのだ。

僕が事業や仕事において大事にしている考え方が「ドミノ倒し理論」と「センターピン理論」である。

センターピン理論とは、折口雅博氏が提唱していたコンセプトで、事業や仕事には「ここを突いたら一撃で勝てる」という秘孔(ひこう)のようなものがあるのだ。

大資本やインターネットマーケティングの力で一気に宣伝することができるのなら別だが、小資本でのビジネスは、とにかく目の前のお客さんを全力で倒す気持ちでサービスを提供すべきだと思う。

『「成功」のトリセツ (角川フォレスタ)』角川フォレスタ


監督が見ているその時だけ頑張る、などという人は永遠に上に引き上げられることはない。

なぜなら、人が見ていないときこそ本気で努力する、というような人にしか、チャンスは巡ってこないからだ。

スポーツや演劇などでも、スター選手が何らかの理由で戦線を離脱したときに、控えの選手やメンバーに出場の機会がやってくる。

そして、普段、練習や稽古を120%の力でしていなかったら、本番で力を発揮することはできない。

「オファーがないから曲を書かないミュージシャンはいない」

オファーがなくても書き続け、そしてアウトプットしているから、いざ本番に間に合うことができる。

観客が多かろうが少なかろうが、本気でやる人にだけ、チャンスがやってくる。

どんなときも、コツコツと精進を重ねる人でありたい。


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