2015.2.27 |
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誰かのために力を尽くすこと |
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キース・キャメロン・スミス氏の心に響く言葉より…
不満を抱える人は決まってネガティブなエネルギーに満ちている。
やたらと批判がましく、己のエゴと他人の意見に振り回されてへとへとになり、何をする元気も残っていない。
成功する人はこうしたこととは無縁に過ごし、さらに一歩進んで、成功条件のひとつ…自分以外の誰かのために力を尽くすこと…を進んで実践する。
米国の著名な自己啓発家ジグ・ジグラーの言葉を引こう。
「人の望みを叶えるために十分力を尽くせば、不思議と自分の望みも何でも叶うものだ」
成功する人はもともと人の役に立ちたいという欲求がある。
そして、心から望んで誰かのために力を発揮しているとき、自分は正しい行いをしていると感じるのである。
頭で考えて打算的に、自分の望みを叶えることだけを目当てに頑張ってみたところで、何もしないよりはましかもしれないが、それでは人に尽くす喜びが失われてしまう。
心から人のために働くことで生まれる喜びは、自分が抱くどんな望みよりも尊いものだ。
心のなかから湧きだす、人の役に立ちたいという思いは、成功の代償というよりはむしろ喜びであり、特別な恩恵なのである。
望みを叶えられずに不満を抱く人は、知識が足りず、自尊心が低く、人のために何かをしようという思いやりに欠けている。
だから、知識を増やし、批判などどこ吹く風、心から人のために尽くそう。
そうすれば、あなたの望みはきっと叶う。
『十の分かれ道』アルファポリス
自己中心的な人ほど、自分のことは棚にあげて、人のことをよく批判する。
わがままで、自分勝手で、自分はいつも正しいと思っているからだ。
そして、自分だけ楽しめばいい、喜べばいい、と思っている。
西田文郎氏は、「世の中は、他人を喜ばした人が勝つ仕組みになっている」と語る。
それを「他喜力」という。
まさに、商売とは「他喜力」そのものだ。
誰かを喜ばせようとするからこそ、そこに様々なアイデアが生まれてくる。
「誰かのために力を尽くすこと」は、誰かを喜ばすこと。
どんなときも、人を喜ばすことを真剣に考える人でありたい。 |
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