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2015.2.23

死ぬまでに何をするか、何を残すか


小林正観さんの心に響く言葉より…

気の力で病気を治すという超能力者がいて、この方は、1年間に3万人ほどを治したそうです。

その人とは、一度もお会いしたことがないのですが、もし会うことができたら、私は一言アドバイスしたかったことがありました。

その人は、1年間に3万人を治したそうですが、3万1人目というのは1人目の人なのです。

実は、治っていないでグルグル回っているだけ。

そのときは改善されて治ったように見えますが、単にポンと治してもらって、自分の考え方や生き方を全く変えなければ、また同じ病気になる。

そして、1年たったときに、またガン細胞ができていました。

この方は、ただ単に病気を治しているだけ。

生き方やイライラや腹を立てたり、怒ったり、怒鳴ったりということについては、一切この人を変えようとしていない。

治療を受けた方は、「治った」と言って喜んで、そして、「また調子悪い」と言ってくるのです。

そして、それをまた治している。

同じことの繰り返し。

それを3年くらい続けたときに、やってもいても無意味だとわかったようです。

だから一人ひとりを治すという「治す治し方」の方向ではなくて、「治る治し方」をすることをお勧めします。

最終的なことを言いますと、本当は治さなくてもいい。

このようなことは、どうでもいいのです。

つまり、治るとか治らないとかの問題ではなくて、人間のもっと根源的な部分の話をすると、人間は長生きすることが目的なのではなくて、死ぬまでに何をするか、何を残すかだけ。

そのことが理解できたならば、体を治すとか治さない、という問題ではなくなるのです。

人間は50歳で死ぬ、80歳で死ぬ、100歳で死ぬ、身長が170センチ、体重が何キロ、足が何センチというように、一人ひとりがみんな違う。

それを「個性」と言います。

それと同じように自分の体に身に付いている、ある種の宿っている命題というものがあります。

寿命というのも全部生まれる前に決めてきている。

人間は病気で死ぬこともないし、事故で死ぬこともありません。

人間が死ぬ理由はたった一つ「寿命」というものです。

「寿命ではなくて、老衰や病気で死ぬのではないか。事故で死ぬのではないか」と言う人がいました。

これは、「病気という名の寿命」「事故という名の寿命」なのです。

だから、いかに長生きをするかではなくて、死ぬまでに何をするか、ということなのです。

『神さまの見方は私の味方』(宝来社)


病気や事故やトラブルや災難など、すべては何らかのメッセージだと思うなら、そこからは学びがある。

しかしそれを、嫌なこと、厄介ごと、ツイてない、と捉えるなら、そこからは何の学びもなく、嘆き、不平不満、愚痴、文句を言うだけで終わってしまう。

正観さんは、「頼まれごとの人生をおくろう」という。

誰かに何かを頼まれたら、気持ちよくニコニコして「ハイ」と言って受けること。

頼まれごとを淡々と続けていくと、それが人を喜ばせ、また、自分の魂を磨くことにもなる。

「頼まれごとは試されごと」(中村文昭)。

頼まれごとは、その人の行動や発言がまわりの人からしっかりと見られている。

「人間は長生きすることが目的なのではなくて、死ぬまでに何をするか、何を残すか」

死んだらこの世から体はなくなるが、人に与えた喜びや悲しみは残る。

小さなことであっても、まわりを喜ばせ続ける人でありたい。


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